【妖怪ウォッチ4++】転生した妖怪議長。第1章

朱夏 ページ14

ーその夜、理夜の夢の中にてー
ー視点無しー

理夜「ん？此処はまた夢の中か。でも・・・凄く怒りの感情が感じ取れる」

すると目の前にある人物が現れた。

？7『許さぬ・・・絶対に許さぬ・・・』

理夜「どうしたんですか？(まぁ、聞こえてないだろうけど)」

？7『人間か。ただの人間なんぞに妾の気持ちは解るまい』

理夜「(聞こえてる！)お願い。話だけでも聞かせてほしい」

朱夏『・・・妾の名は朱夏、太古の妖魔界の王だ』

理夜「エンマ大王様より・・・ずっと昔の」

朱夏『妾には・・・3人の付き人が居た』

理夜「そうなんだ」

朱夏『そして妾は・・・付き人の1人である空天の優しさに惹かれていた』

理夜「それだけ、その空天って人は優しかったんですね」

朱夏『あぁ。だが・・・その優しさはまやかしだったのだ』

理夜「え？」

朱夏『奴は・・・妾の父である妖魔王を殺そうと、妾に近づいただけだったのだ』

理夜「そんな・・・」

朱夏『空天は・・・いや、空亡は、妖魔界を滅亡させようと、妾達に襲いかかってきた』

理夜「朱夏さんは、大丈夫でしたか？」

朱夏『妾は、残り2人の付き人、玄冬と白秋と戦って、空亡を封印した』

理夜「凄いですね！あ、お父さんは？」

朱夏『父は・・・空亡ウィルスに侵されて、妾の手で倒すしかなかった』

理夜「そんな・・・」

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