お父さんがどんなに僕を嫌いでも

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亜夢side





3人で暮らすようになって



僕も、普通の学校に行くようになった




でも、学校では友達なんか

全然できなくて

意味がわからない、日本語ばっかだし





家だと、なかなか寝付けない

何でだろう…

パパが怖いとか、そういうのとは

違うと思うんだけど…




何か…部屋に入って電気を消すと



落ち着かない…



ドアが開くか、心配になるし…





でも、こんなこと言ったら


パパ、きっと悲しむよね…



少しでも、問題があったら

パパと離れ離れになるって

メンバーの皆が話してるのを聞いた




でも、そんなの絶対嫌だ！



僕が何も言わなければ

前もバレなかったし

今回も大丈夫だと思った




だから、誰にも何も言わずに

生活をした





もっと早く言えば良かった…


そうすれば、パパと離れること


なかったのに…









あと少しで、パパとずっと暮らせる



そんな日が来た





今日も、あまり寝れないまま


学校に行って、さすがに辛くて


授業中に、寝てしまった




時々、授業中に寝る事もあって

でも、先生がいつも起こしてくれてたのに

今日は目が覚めると保健室にいた




そして、隣には先生もいた


いつもは、あまり怒らないのに

今日は、いつも以上に怒ってきた




教「こら、白濱！！」




「…ﾋﾞｸｯ」





教「いい加減にしろよ！！

そんなに、私の日本語わからないか！！

だったら、教えてやるよ！」






女の先生なのに、すごく強くて

そのまま、洋服を引っ張られて

ベッドから、落とされた






「いたっ…」






教「言っても通じないなら

こうするしかないだろう！」





ﾄﾞﾝｯ…ﾊﾞｺﾝｯ…ﾄﾞｺｯ





「ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…たい、、」






一瞬、ほんの少しだけ


先生が、あの時のパパに見えた…






僕はそのまま、意識を失った

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