DREAMERS

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涼太side






最近、どんなに遅く帰って来ても


玲於の姿がない




事務所で会うと、必ず

酒の匂いがする







随分遊んでるみたいで…





ス「片寄。最近、SNSでも

佐野が遊んでる事がすごく

騒ぎになってる」






「はい」






ス「片寄は、今が大事な時だ

いつどんな形で佐野との事が

バレるかわからない

こんな事にするつもりはなかったが

今の佐野は危ない

片寄、言いたいことはわかるな？」








「…はい、でも

距離を置くだけじゃダメですか？」







ス「甘ったれた事言うな

大人しく、別れなさい」






「はい…」






上の人達から別れろと言われた





「俺が忙しいんじゃなくて

お前が遊んでんだろ」






玲「そんな事ないよ」





「仕事に支障出すなよ。

真面目にやれよ仕事くらい」





玲「涼太君…」





12/20






「2日酔いでしょ？

これ、ご飯作ったから食べなよ」





玲「え、良いの？」





「良いよ、最後だし」





玲「えっ？…」






「玲於、、、、


別れよう。」







玲「ﾊﾞﾀﾝｯ…なん、で」






玲於は膝から崩れ落ちた






「もう、限界だよ

付き合ってられない」






玲「事務所の人に言われたの？」





「…違うよ。もう、疲れたんだよ」






玲「嘘だ…嘘だ！」





「嘘じゃない

じゃあ、荷物は少しずつ

取りに来るから。また、仕事でね。

玲於、ありがとうね」







俺は、玲於を置いて


家を出た







玲於泣いてたなぁ…




まぁ、しょうがないよな




玲於、本人が悪いし







メンバーのクリスマス会


楽しめるかなぁ…あんなんで。

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