DREAMERS

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玲於side




涼太君に別れを告げられた




しょうがない、全て俺が悪い




どこで間違えたんだろう…




俺はただ、涼太君のことが

好きなだけだったのに…

寂しかっただけだったのに…




次の日の朝


泣きすぎて重い身体を起こすと

目眩がして、熱を測ったら

まさかの、39度…






俺は誰にも連絡せず


そのまま布団の中で眠った




薬も飲まず、ご飯を食べず




3日間家に引き籠った






久々に、充電をしたスマホ




切れていた電源が着くと



事務所の人や、マネージャー


メンバーからの連絡が沢山来てた



でもどこを探しても、涼太君からの


連絡はなかった






明日は、クリスマスイブ





ダメ元で、涼太君に

連絡をしてみようかな





そう思ったけど

怖くて送れずに、迎えた12/24

クリスマスイブ…






はぁ…仕事もサボってるし


メンバーのクリスマス会にも


行けないな…




涼太君に振られただけじゃなくて


メンバーからも捨てられるのかな…






ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ






『はい…』






？『出た！！…もしもし、玲於？

今、どこにいるの！？』






『あ、、、亜○君…』






亜『怒らないから！！

どこにいるのか教えて』






『どこにも行ってません…

家ですよ』







亜『ずっとそこにいたの？』






『はい…』






亜『涼太は？』





『ｯ…ｳﾙｳﾙ』





亜『玲於が何もなしに

休むはずない。

具合でも悪いの？』






『亜○君…すみません

ごめんなさい…』






亜『大丈夫だから。何があった？』






『実は…』






亜『ん？』







『3日前から、39度の熱が出てて

全然下がらなくて、寝込んでて…

久々にスマホ充電したら

通知が凄いことに…』








亜『熱か、、、

大丈夫？下がったの？』







『はい、下がりました』





本当は下がってないけど…






亜『メンバーには伝えておくから

明日、クリスマス会おいで

皆んな、怒ってない。心配してる。

久々に、皆んなで楽しもう？』








『はい…ありがとうございます』







亜『じゃあ、今日はゆっくり

休んでね』







『はい、、』






亜『待ってるから』






『はい…』





久々にリビングに行くと




置いてあるノート




バカみたいに、クリスマスの




目立たないデートコースを考えた





行かないの、勿体無いな…




涼太君来てくれないかな…





俺は、連絡をした…

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