DREAMERS

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涼太side






臣さんがいなくなってから




誰かが言っていた






臣さんは、仕事でしばらく


日本に帰ってこないらしい


向こうの、事務所に在籍するそうだ








俺は涙も、心の傷も流したくて



全てをなかった事にしたくて



服を着たまま



シャワーを浴びた





その後、何をしたのかはわからない





起きたら、風呂場に倒れていた





「…ふ、、(泣)」







愛からの着信にも気づかずに…






どれだけそうしていたのか


わからない




愛の家に向かえば



玄関の前にいる、愛







「愛…ごめん」






愛「いつもそう。それしか言わない…

もう、良い」







今度は、愛が出て行った




今、追いかけなかったら




臣さんみたいに、手遅れになる…






俺は急いで家を出て、探した






ｷｨｰｰｰｰｰｰｰﾄﾞｶﾝｯ







「お、、、み…さん」








俺は、横から来る車に気づかず




そのまま、引かれた






最後に、臣さんに会いたかった…






ずっと真っ暗な道を彷徨っていた





遠くに、見たことある人がいる






「お、み、、さん…？」





臣「涼太、死ぬな！！

死んだら、許さないからな！！」





「僕も、許さない…」





臣「良いからささっと

こっちに来い！」





臣さんの方は歩いていけば


目の前が明るくなった






？「た！…うた！！…りょ、、うた！」






「…だ、れ、、？」





まだ、目がぼやけてる






臣「俺だよ、涼太」






「お、み、、さん

こ、れ…ﾊｧﾊｧﾊｧゆ、め、？

なん、で、、いる、の、」








臣「夢じゃないよ

涼太が車に引かれて

危ないって連絡が来たから

慌ててこっちへ戻ってきた」








「わ、ざ…わ、ざっ…？」






臣「当たり前だろ…

涼太、1ヶ月も目を覚さないから

俺、もうダメかと思った」







「お、みさんが助けてくれた

臣さんが…怒ってたから

目の前が白くなった」








臣「涼太」






「臣さん…」






「ふっ…ん、んぅ」





臣「ずっとこうしたかった

涼太を日本に置いてきたこと

ずっと後悔してた

涼太、嘘ついてごめん

愛してる。ずっと一緒にいて」








「お、み、さん(泣)

僕も、愛してます

もう、どこにも行かないでください」







臣「どこにも行かない

だから、お前も

どこにもいくな

もう、俺だけの物でいてくれ」






「うん」






臣「愛してるよ、涼太」




「僕もです、臣さん」

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