魔界の王子様は騎士Aです。 (ページ10)

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8話逆らえないページ10

『てるとさん…』

💗「敬語外す約束！」

『ご、ごめん、。』

💙「てーるちゃん！」
💗「まひちゃんじゃん！どしたの！」

💙「そま兄に呼ばれてたよー！」

💗「そま兄ね！OK！！」

テクテク…

💙「Aちゃん♡」

💙「僕とイイコトしよっか？♡」

『、え。やです…』

💙「逆らえないって言ってるよね？」

『で、でもてるとさん…』

💙「2人に攻められたいの？」

『いやてるとさんがその後まひとさんに
当たるだかで喧嘩になられても困るから…』

💙「あー！なるほどね！分かったよ！
我慢してあげるよ！わざわざ
そんなこと考えてくれてありがとうね♡」

そんなことを言いながら
いつの間にか朝の10時に。

『んーゆきむにLINEしよーっと』

Aゆきむ!今起きてる?
ゆきむら。ん、なに?
A今ちょっと暇でLINEしたとこ。
ゆきむら。僕は暇じゃないけど?
まあ、許す。んで何?
Aゆきむんち行っていい?
ゆきむら。却下。
Aえええ!?だめなのー?
ゆきむら。しゃあねぇなぁ…早く来いよ?
今回だけは泊めてやる。
Aやったぁ!まひてるに
怒られる前に向かいまーす!
ゆきむら。は?あれ?同居人いたっけ?お前
A居ないけど溺愛されて
誘拐みたいな感じになってるとこw
ゆきむら。笑い事じゃねぇよw
ゆきむら。良いからそのまひてる(?だかから
捕まる前に早く来い。:#87cefa)
Aはーい!

そんな会話をして荷物をまとめ
死亡した婚約者さんから教えてもらった
ゲートのところへ向かった。

『ふぅ…疲れた、』

にゃぁー

『！！、黒猫！？』
『何この子可愛い…』

そう思いながら黒猫に触れた。

にゃあん♡

可愛らしい声をあげて此方を
チラリと覗き込んだ。

その時目がピンクに変色したのだ。
元々は黄色だったのに？と思い黒猫を見つめた

更に水色、緑色、赤色で元の
黄色に戻った後黒猫はその場を去った。

『なんだったんだろう…？』

『桃、水、緑、赤、黄…騎士A…夜月家…？
え、今のって夜月家の黒猫…！？』

『やばい！早く逃げないと！！』

そう思って猛ダッシュでゲートをくぐり、
ゆきむんちへと向かった。

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終わり！じゃあな！