(元)レディース総長アバズレさん【東京卍リベンジャーズ】 (ページ28)

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アバズレさんと血の繋がりページ28

真「オマエの事、きっと好きになるって言ったんだ。」

イ「……は…?」

エ「お兄ちゃん…覚えてる?ウチの事」

イ「エマ…」

A『それにねイザナ、貴方には鶴蝶っていう大切な家族がいるじゃない』

鶴「イザナ」

イ「鶴蝶…」

A『貴方は1人なんかじゃない。真一郎が居てエマがいて、万次郎がいて、鶴蝶がいて、私が居て…天竺のみんながいる。』

イザナは万次郎の胸ぐらを掴む手を離した

A『ね?』

そして、イザナは私の差し出した手をそっと握り返す

稀「……花垣、橘がお前に惚れた理由が少し分かった気がする…」

稀咲はそう言って持っていた拳銃を手放した

A『アイツ…』

ヒナちゃんの事が好きだったのか…でも、コイツ意外と一途なんだな

万「東卍も天竺もみんな聞いてくれ」

万「抗争は終わりだ、もうすぐ警察が来る!直ちにみんなこの場から離れろ!!」

万「この場は俺が残って収める!!解散だ!」

稀「待ってくれマイキー、俺はアンタの妹と藍染さんを狙った。そして藍染さんを病院送りにした」

立派な過失運転致死傷罪だ。

稀「だから俺が残る。」

A『稀咲…』

泰「…だったら俺らも残るぞ」

竜「コイツがまたAさんを傷付けないように見張っとくから」

関東事変はS62世代のメンバーと稀咲鉄太の逮捕によって幕を閉じた

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数日後

A『え、東卍解散?!』

万「ウン」

花「Aさん、オレ…」

A『タイムリーパー…なんでしょ?』

花「えっ?!オレ話しましたっけ?」

いつだろう…と焦るガッキーに思わず笑ってしまう

A『貴方がワカにあのお願いをしなかったら、私は今も借金地獄だったんだろうね。』

A『それに、私のことアバズレって呼んだじゃない。アレ、私誰にも言ったことなかったもん』

花「あ…」

A『ありがとうね。』

A『私を助けてくれた…本当にありがとう。貴方はきっとこれから未来に帰るんでしょう?』

花「はい」

A『また、ね』

花「Aさんっ…こちらこそありがとうございました!!今度は未来で会いましょう!!」

未来…未だに信じられないけれど、ガッキーはみんなを救う為にずっと戦ってくれたんだね…

未来では、今度は私が助ける番だ

その2年後、なんと花垣武道は再び過去へ戻った来たのである