アバズレさんと強盗 ページ12
警戒してドアを開ける
私達の目線の先には黒フードの2人組
真「なんだ…?ドロボーか?」
真「誰の店に入ってんだ!?コラ」
A『あれっ…』
黒フードの片方が見知った顔である事に私は気付く
A『アンタ…圭介?』
場「し…真一郎君…?Aちゃんまで…」
圭介はどうして此処にというような顔をして焦る
真「あン?ここオレの店だもん」
真一郎がそう言った瞬間、後ろから走ってくる音が聞こえた
もう1人の黒フードが大きなボルトグリッパーを振りかぶって襲いかかろうとしていたのだ
A『人の店に入って盗み働いて…バカね』
黒フードに強烈な蹴りをお見舞して手からボルトグリッパーを手放させる
場「一虎ァ!真一郎君はマイキーの兄貴なんだよ!!!!」
羽「え…」
一虎と呼ばれた彼は、真一郎の事を知らなかったようだ
A『万次郎が、盗んだものプレゼントされて喜ぶと思う?有り得ねぇよ、そんな理由で仲間が捕まったってなったら余計にな。』
真「とりあえず警察は呼ばせてもらったからな」
この事件は羽宮一虎と場地圭介、2名の逮捕によって解決した
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真「A…ありがとうな」
A『別に。でも…真ちゃんの近くにもし私が居なかったらって考えたらゾッとしてきただけ…』
A『それに、やっぱり1番はアイツに悲しんで欲しくないから。だってあんなんだけど真ちゃんの事大好きだもん』
真「やっぱりこの写真がお前の"忘れ物"か」
A『!!……うん、ありがと見つけてくれて』
そういうと私のそばに腰を下ろした
真「そんなに心残りならいっその事今の彼氏と別れてアイツと…」
A『でも、もうダメだよ…手遅れなんだ』
私はお金を引き出しに行った時に貯金が全て無くなっていた事等を含め、全てを真ちゃんに話した
真「は?!それお前完全に騙されてるぞ?!」
A『しかもね、この前知ったんだけど今住んでる家も、彼が借金して買った家だったらしくて…最近取り立て人が来たりとか…彼が最近帰ってこないだとか…』
真「A、もうソイツとは縁切れよ」
A『切ってるつもりだよ、だから今は風俗で働いて返してる…金が必要なのよ』
今の借金は1、2億ほどだろうか。
A『変な話してごめん、じゃあね…』
これ以上は巻き込みたくない。私の事情は私が片付ける。
そうだ、不良の時もそうだったじゃないか
- 金 運: ★☆☆☆☆
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西 - この方角に福があるはずです
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