私の旦那達、マジいとをかし【東京卍リベンジャーズ】 (ページ7)

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百漆ページ7

A『ねぇマイキー…、マイキーはイザナを救いたいって言った？』

万「兄弟なら当然だ…もう喋るなA」

私の撃たれた左肩からはダラダラと血が流れる

A『なんつー顔してんだよ竜胆、蘭』

蘭「今、救急車呼んだからな」

竜胆「A、止血するからじっとしてて」

私の右腕を退かし、布を巻いていく

イザナ「ある日俺を捨てた母と偶然会った」

黒川カレンはその時、イザナに事実を打ち明けた

カレン「アンタは前の旦那がフィリピンの女と作った連れ子」

カレン「どーしようもねぇ男だったよ結局チンピラに刺されて死んじまった……わかる？」

カレン「アンタは他所の子、血がつながってないんだよ」

イザナ「え?」

今まで母親だと思っていた人と血が繋がってない、悲しみ、怒り、色んな感情が渦巻いただろう

そしてイザナは真一郎にその怒りをぶつけた

万「イザナ…オマエ…」

武道「え？それって」

イザナ「そうだ、俺は真一郎ともオマエともエマとも兄弟なんかじゃない…誰とも血がつながってないんだよ」

青宗「嘘だろ？」

そうか、青宗はイザナと昔知り合っていたんだもんな

イザナ「なぁ？マイキー…俺が救えるか？」

イザナ「救いようねぇだろ?なぁ？エマ…」

A『なら、俺らと暮らそうぜ…蘭も竜胆もいる、ガキ2人だっているんだ、カクちゃんも一緒にさ…』

イザナ「A…?オイ!!A!!」

鶴蝶「A!!」

A『うるさい…傷口痛むだけだ。』

頭ガンガンする…

A『上手に生きられなかったら、これから上手に生きなよ』

人生まだまだ長いんだから

ぎゅっと手を握られた

A『……?』

ピトッと額に何が落ちる

鶴蝶「雪だ…」

A『懐かしいね、イザナ、カクちゃん…』

A『………よいしょっと…天竺と東卍のみんな、今のうちに逃げな…』

万「抗争は終わりだ、もうすぐ救急車と警察が来る!!」

みんなに逃げるように言う

万「この場は俺が残って収める！」

A『解散だ！！』

蘭「A、俺が残る」

A『は？イヤだよ！だったら私も残る！』

竜胆「ガキ共が待ってんだろ…?A、ゴメンな」

蘭は私の頭を、竜胆は私を抱き締める

A『やだ…』

駄々をこねる子供みたいに私はずっとイヤだと言った