私の旦那達、マジいとをかし【東京卍リベンジャーズ】 (ページ4)

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百肆ページ4

イザナはマイキーの蹴りをモロに食らっても平然としていた。寧ろそれぐらいが嬉しいかのようだ

A『マイキーの蹴り食らって平然としてそうだけど、多分もう全身ボロボロだよ』

マイキーが負けそうな姿を見て東卍メンバーは酷く驚いている

万「なんで妹を殺そうとした?」

イザナが兄のように慕っていたのが真一郎だった

ある日、イザナが黒龍を継がせてくれ。と言うと真一郎は頷いたらしい

真一郎「黒龍はお前…そして万次郎に継がせたいから」

イザナはその時からマイキーを恨み、嫉妬した

A『自分だけのお兄ちゃんが良かったのかな…もしもマイキーやエマとちゃんと向き合って話をしていたら、イザナはこんな風にならなかったのかな?』

A『私がそばに居てあげたら、イザナは変わっていたのかな』

エマ「ウチも兄貴がいるって聞いて嬉しかったし、もしマイキー達と一緒に暮らせたらって考えると…とても楽しそうだと思った」

A『コレが終わったら、ちゃんと話し合おうか』

エマ「そうだね」

イザナ「オマエが全て奪ったんだよ万次郎!!」

イザナ「だから俺は…お前も殺す」

真一郎はマイキーにこんなことを尋ねていたらしい

真一郎「なぁマンジロー」

万「ん？」

真一郎「例えばさ、もう一人兄がいたらどう思う？」

万「…兄貴がもう一人?……ん〜…」

その時、万次郎は…＿＿＿＿＿＿＿

武道「マイキー君！」

千冬「バケモンか!?黒川イザナ!!!」

イザナ「どうしたマイキー!!?テメーの本気はこんなモンか!?」

武道「マイキー君、まさか…手ぇ抜いてるってことはないっスよね？」

A『マイキーはそんな事しねぇよ、アイツは全力出してる。けどそれぐらいにイザナが強いってだけ』

今のイザナは平気で人を殺せる

イザナ「オイ!!マイキー!!!マジかよ!?これがオマエの実力か!?」

A『……』

武道「本当に殺しちまうぞ!!?」

A『ヒナもエマも、ムリして見なくていいんだぞ』

エマ「大丈夫…」

日向「私も、大丈夫です」

A『辛かったら言いな』

信頼や友情なんて実のない幻想……

A『(ならなんで、カクちゃんを傍に置いているのかね…下僕だから？』

武道「…?」

A『気付いてる？ガッキーも』

＿＿＿＿＿＿＿

万「もう一人兄がいたら……かぁ…」

万「……うん…」

万「きっと好きになる」