梵天の嫁【東京卍リベンジャーズ】 (ページ23)

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漆拾参ページ23

A『竜胆と蘭へ、今日は私を探さないでください。琴葉と蓮をお願いします』

置き手紙を残して私は家を出た

A『この後、東卍(1部)と合流する！覚悟はいいか？』

全「「「「「勿論です!!!!!!」」」」」

A『行くぞー！！！』

全「「「「おおぉぉぉぉぉぉ！！！！」」」」

こうして聖夜決戦当日を迎えた私達。私一人でガッキーの所に向かい、他の隊は隠密行動。もしも黒龍がいたら潰す

A『ガッキー、行くよ』

武道「うん」

あれ、泣いた？ガッキー泣いた？(煽りまくる)←←

扉を開けると、八戒がいた

武道「八戒!!」

八戒「タケミっち、A!?なんで此処に…」

まぁそうなるわな(笑)助けてくれって頼まれてないのに勝手に来たんだから

A『私は東卍じゃねぇ、来るのは勝手だろ？』

武道「お前を止めに来た」

決意の為に、であり止めて欲しかった訳では無い。

八戒「邪魔をするならテメェらも殺すゾ！？」

武道「嘘だね。俺が悩みを人に話す時は決断出来ねぇ時だ」

A『ガッキー、君も後で私に相談しなよ』

武道「八戒、お前の気持ちはわかるよ」

私のこと無視するの好きだねガッキー…私傷付くぞ

武道「大寿の圧政で他に道がねぇって、殺す以外に道がねえって」

A『年上から言わせてもらうが、その殺すって選択は守るには繋がらねぇよ？大寿の暴力＝絆(愛)みたいに、殺す＝守るにはならねぇんだ』

そこ間違えんなよ

武道「姉ちゃんを守りてぇんだろ!!?」

八戒「テメェらに何が分かる!!?」

八戒が話したのは、大寿からの過度な暴力についてだった

八戒「家族の問題に口出すんじゃねぇ!!」

A『…結局逃げたんだろ？柚葉を解放するなんてどうせまた大寿の嘘に決まってる。どっちにしろ柚葉を苦しめるだけなんだよ！』

私の発言に八戒は顔を歪める

八戒「帰れ、テメェらに俺は止めらんねぇ」

武道「昨日、ヒナと別れた」

A『はぁ！？』

だから泣いたあとがあったのか…

武道「ヒナを、守る為に別れた」

A『悩んでるから、相談すんだろ？ヒナが大好きで仕方ないから、決断出来ない』

さっき話してくれたよね。とガッキーを見る

ゆっくり頷くガッキー。私も話し始めた