参拾玖 ページ39
灰谷蘭が帰った後、竜胆から「今日は家で荷造りするからAの家には明日行く」というメールが届いた
A『荷造りって…w』
OK分かった、明日な。とだけ返信をする
A『竜胆、明日兄貴と別ルートで登校か?それとも…』
ケータイがカタカタ鳴っている
「あと、明日は一緒に登校しよう」
A『っ…当たり前だアホ』
良かった登校しなかったら色々やばかった(笑)
少し嬉しくなりながら、その日を終えた
次の日、また廊下が騒がしかった。
A『今日もかよ…』
S「Aちゃん、蘭くん骨折したんだってよ」
…………は?
A『何で私に言うんだよ』
S「だって、蘭くんは竜胆くんのお兄さんだから…Aちゃんは竜胆くんの彼女でしょ?」
A『…多分蘭の骨折ったの竜胆だよ』
竜胆ならやりかねない
S「ウソ…」
兄弟なのに?とか言ってるけどよくよく考えてみろよ。灰谷兄弟は元々六本木のカリスマ兄弟なんだぜ?
蘭「ウソじゃないよ」
A『ざまぁねぇな。竜胆にやられたか?』
蘭「嗚呼、まさか竜胆があんなにお前にゾッコンだったとはな。」
…
竜胆「兄貴、まだ骨折られてぇの?」
A『竜胆、帰ろう』
竜胆「兄貴を庇うのか?」
A『違ぇよ。そんな顔するお前が本当に兄貴ボコれんのかっての』
A『ずっと一緒だったんだろ?お前にとっては唯一無二の家族じゃねぇか』
私は家族の事なんて指で数えられるぐらいしか覚えていない。父親はヤクザ、母親は暴走族…母親は有名な遊郭の生まれだったらしい。
蘭「お前……」
蘭「竜胆が惚れた理由が分かったわ…ぶっちゃけ言って俺も惚れた」
A『口説けるなら口説いてみろボケナス』
竜胆「兄貴に乗り換えんなよ!?」
おーい!竜胆くんんんんんんん!?
A『乗り換えねぇよアホ!………灰谷蘭!!いいか?私はお前が嫌いだ!!』
蘭「俺はお前が好きだけど?」
A『うっせぇ!!私は嫌いだって言ってんだよ!!』
蘭「俺はお前が好きだ、大好きだ。」
いやそれ……弟の前で言うか?
竜胆「兄貴嫌い!!俺の方がAが好きだ!行くぞA!!……やっぱり愛してるぞA!!」
A『なっ、お前はお前で何言ってんだよ!しかも此処は廊下だぜ?!分かってんのかお前!!//』
この兄弟、思考回路似てんな〜……竜胆の方が断然マシだけどな←←
- 金 運: ★☆☆☆☆
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