【黒バス】キセキの世代なんて大っ嫌い！！・・・・でも、好きな人は・・・・【赤司征十郎】Part２

66.嘘 ページ16

後ろから征十郎が追いかけてくるのがわかる








パシッ








ついに捕まってしまった









赤「A！」


貴「嫌だ！離してよ！」


赤「離さない！何に怒っているんだ！」


貴「征十郎のしたことにだよ！」


赤「は？」


貴「華鈴のことクラスメイトとしか思ってないんでしょ！？」


赤「それがなんだ。」


貴「なのにキスするなんて最低！」


赤「俺は立花にキスなんてしてないが？」


貴「嘘、私はちゃんと見たんだから！やっぱり直ってないじゃない！辞めたなんて嘘。征十郎の嘘つき！」


赤「待て、俺の話を聞け！」


貴「嫌だ！どうせ私のこともまだゲームのターゲットとしか思ってなくて遊んでるんでしょ！？征十郎なんかやっぱり嫌い！嫌い、嫌い大っ嫌・・・・んんっ！」


赤「嫌いでいい。」


貴「え？」








ギュッ・・・・









赤「嫌いでいいから好きでいさせてくれ。」


貴「何言ってるの？」


赤「俺はAが好きだ。あの時から好きだったんだよ。この前、やっとこの気持ちに気づいた。」


貴「どうせそれも嘘なんでしょ。」


赤「そう思ってくれても構わない。でも、本当に好きなんだ。信じてくれ。」


貴「じゃあ、なんで華鈴とキスしてたの。」


赤「キスはしてないよ。角度が悪かったんじゃないか？あの時、俺は立花に引っ張られて顔を近づけられたんだ。立花に聞いたらわかると思うよ。」









キスしてなかったの？





確かにあの角度からだと




キスしてるように見える・・・・









赤「もう一度言う。俺はAが好きだ。今までの事は謝る。だから嫌いでもいいから好きでいていいか？」







貴「私は征十郎のことなんか嫌い。」







赤「うん。」







貴「女遊びしてる人は嫌い、大っ嫌い。」






赤「うん。」







貴「だから、征十郎の事も大っ嫌い。」






赤「うん。それでもいいよ。」







貴「嘘。」









赤「え？」








貴「私もあの時、始めて話した時から・・・・。征十郎の事が好き、好きなの！馬鹿っ！」

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