私と、婚約破棄してください。【御影玲王】

婚約破棄 4日目。 ページ6

Aside




＿＿＿＿お昼休み。







「えっっっ、まじ、で？」


『うん。』






人が来ないところ、そして内緒話のボリュームで私は婚約破棄について全て話した。

柚はものすごい驚いている。






「まさか、そこまでとは……。

ご両親は、何て？」






『うん、それがね＿＿＿＿』








＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





父「婚約破棄？」


母「いきなりどうしたの？婚約破棄したいだなんて…。


玲王くんと喧嘩でもしたの？」



『いえ、そういう訳では、ないのですが…。』

涙がこぼれそうで視線は下になってしまい、服をぎゅっと握りしめる。





母は私の元へ歩いてきて、頭を撫でた。



母「……何があったかは聞かないわ。

でもちゃんと玲王くんと2人で話して解決して来なさい。」


父「ああ、幼い頃から一緒とはいえ、話さないと思いは伝わらないからな。」






＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿








『…っていう感じで。』








「なるほどねー。話をしなさい、か。


御影の家からは？何かあった？」









『いや、何も…。玲王、話してないのかも。』








「そっか…。」










＿＿＿ピロン、





私のスマホがLI○Eの通知を知らせた。





通知を確認するためにスマホを見ると。








『＿＿＿＿＿え。』




驚いて思わず柚にも見せる。






「ん？＿＿＿＿＿え、」






そこには







母御影家と相談した結果、今日話し合いも兼ねて会食をする事になりました。


母今日は早めに帰ってきてね








＿＿＿＿あの、今すぐ逃げ出したいんですけどいいですかお母様。






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