過去の扉が開く予感。 ページ16
夕日を見ると無一郎くんに抱きしめられた日を思い出して、頬が熱くなる。
...いやいや、数日経ってるんだから、まだ余韻に浸ってるのは恥ずかしいぞ 自分よ。
無理やり思考を変えた。
...それにしても今日は充実していた1日だった。
A「...だけど少し、申し訳なかったな
ぁ...。」
ずっと不死川さんの時もカナヲの時も
気遣ってくれて 申し訳ないと思っていた。
...指導してもらったとき、竹刀だったこと。
...私1人ではなく、2人で竹刀をふったこと。
そのように2人が指導してくれた理由は
私が1番、分かっている。。。
//////////
無「...不死川さん...?」
不「...な、なんだ時透。」
実弥が少しだけ焦っている理由は
無一郎にただならぬ雰囲気を感じたからだ。
無「見てましたよー Aに指導してる
とこ。...くっつきすぎじゃないです
か。何手握ってるんですか。」
実弥はあァ やっぱりなァ...。と
ため息をついた。
不「あいつにはそうするしかないからだぞォ。
俺だけじゃねぇ、他の人だってお前だって
そうだァ。」
無「...え?」
その反応に実弥は少し驚く。
不「...お前は知らないのかァ?あいつの過去
と今を。」
無「...いえ、知りません。」
不「聞きたいなら、直接本人に聞いてこい。で
も、聞く時はタイミング考えろよォ。あい
つの過去の傷は深いぞォ。それを呼び起こ
すって事だからなァ。」
実弥はふっ っと柔らかい空気になって、
不「だが、お前がAを好きなら知ってお
いた方がいい。」
無一郎は何も 言えなかった。
///////////
そよ風がふいて、私の髪の毛を少し乱す。
Aの顔の向きは夕日だが、瞳は夕日よりもずっと遠い 抱きしめられたあの日を思い出していた。
...無一郎くんは私の過去を知ったとしても
変わらず接してくれるのだろうか。
私は無一郎くんとは真逆。
真逆でも...無一郎くんは離れていかない?
Aは無一郎への想いを隠している理由の
ひとつの扉が開く予感がして
Aは少し目を伏せた。
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作者です!hit数や星が輝いたり、順位を貰えたり、本当に感動しています!
見て下さってる方に最大限の感謝を。
過去を言う人は僕じゃだめですか。→←過去の扉まであと...。
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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ゆりと白鳥(プロフ) - 澪凪さん、コメントありがとうございます!すごくすごく嬉しいです!できるだけはやく更新頑張ります!どうかこの作品をこれからもよろしくお願いします! (2021年3月28日 17時) (レス) id: ba1b5c2a6b (このIDを非表示/違反報告)
ゆりと白鳥(プロフ) - るあさん、コメントありがとうございます!続きが気になるってお言葉はものすごく嬉しいです!これからもどうかこの作品をよろしくお願いします! (2021年3月28日 17時) (レス) id: ba1b5c2a6b (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - いつもドキドキしながら読ませてもらってます!すごい上手ですね!更新楽しみにしています。 (2021年3月28日 12時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)
るあ - 続きが気になるぅぅ!!! (2021年3月26日 21時) (レス) id: 58ab197994 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりと白鳥(プロフ) - ほのさん、コメントありがとうございます!まだまだ未熟な所が多いですがこの作品をこれからもどうかよろしくお願いします! (2021年3月26日 9時) (レス) id: ba1b5c2a6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆりと白鳥 | 作成日時:2021年3月16日 11時