トラジャさんのお姫サマ ２

迷子 ページ17

中「元太、重い」
元「ねむ、たい…」
上「ごめん、待たせた！！」
そういって現れた上田くんはAをおんぶしていた。
上「なんとか着替えさせたんだけど、朝飯は無理だったわ…
気持ち悪いからいらないって。酒も飲んでねえのに。」
如「あ、ありがとうございます。A〜、A〜」
閑「とりあえず、車乗せるか。
Aはどうしよ、寝かせる？座らせる？」
宮「かわいそうだからね貸してあげよ。
俺、一番後ろ乗って膝枕するわ。」
上「じゃあ、一番後ろに乗せるな。
とりあえず、必要っぽいもんは用意してきた。
一応着替えも入ってるし、もし泊まるとかなっても一応連絡してくれたら。」
宮「あ、じゃあ僕と連絡交換してもらっても、」
上「あ、うん。
じゃ、俺も仮眠とって仕事いくから。なんかあったら連絡して。
あ、あと絶対仕事する前２０分には起こせよ。
こいつまだメイクしてないから。」
ってホントAじゃないみたい…
如「とりあえずIsland TV用じゃない感じで動画撮っとくわ。」
松「マジで別人。」
中「でもめっちゃ可愛いじゃん。紫ってあれ？グループカラー？」
マネ「はい、じゃあ出発しますね〜。
綾瀬ちゃんのお荷物預かっときます。助手席に置いておきますね〜」
可愛いな〜コイツ。金髪にしても似合うし、海人みたいな髪色にしてもきっと似合うよ。
A「んんっ…」
ワンピースで、どうせ見せパン履いてんだろうけど見えそう。
宮「のえるか誰かタオルケットとか毛布ない？Aにかけたくて。」
如「あ、俺あるよーしめからクリスマスんときもらったやつ。」
宮「ありがと。
ったく、コイツどこまで可愛くなるんだよ…」
A「ちゃ、か、(ボソッ)」
な、なに今の！？ね、寝言、！？
か、可愛いかよ…



そろそろ、か…？
と言っても俺以外全員寝てしまった。
俺は前半に仮眠したけど、やっぱみんなも眠いみたい。
宮「A〜！A〜！」
A「ん、んぅ…」
宮「A〜起きて〜準備しなきゃでしょ〜？」
A「ちゃ、か？」
宮「そうだよーちゃかだよーほら、起きて〜」
A「ん〜…
おはよぉ、ちゃか…あれ、？なんでくるまにのってるの〜？」
宮「上田くんが運んでくれたよ。
YouTubeと雑誌の撮影のために行ってる。
ほら、起きて。髪の毛とメイクしなきゃでしょ？」
ってホント眠そうだな…笑
A「たつにいは…？」
宮「仕事だって言ってたよ。」
A「そっか〜。このかみね、たつにいがしてくれたの。」
宮「よかったじゃん。」

→→←→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す