romance 37 ページ38
「あ、そうだ。日曜日って暇？加藤さんとデートの約束とかある？」
「ううん。シゲくん仕事で福岡にいるから」
「そっか。ならさ、ちょっと付き合ってくれない？」
ニマニマとなにか企んでる顔。
「いいけど・・・どこかに行くの？」
にいっと白い歯が覗く。
「まーね。行先は、行ってからのお楽しみだなー」
「えー、何それ」
「悪いようにはしないからさ！」
くふくふと楽しそうな勇太をじろりと睨みながら、残っていたチャーハンをかき込んだ。
土曜日はたっぷりと家でゴロゴロし、日曜日にはかなり早い時間に勇太のモーニングコールで起きて、一緒に家を出た。
電車に揺られて、降りたところで懐かしさに声を上げてしまった。
「うわー、久しぶりだ〜」
そこは大学の最寄り駅。たった数年前のことだから景色はほとんど変わっていない。
「よしっ、行こう」
大学の敷地を囲む煉瓦塀に沿って、勇太と並んで歩く。
「ここ、勇太と一緒に歩いたことって、あんまりないよね」
「だねー。学年違うと会わないもんだなって思ったよ」
「学部も違ったしね。文系と理系」
「バイトもAは本屋だったでしょ？俺はファミレスとかだったし」
昔の話を取り止めもなく話していたら、すぐ正門にたどり着いた。
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レジーナ(プロフ) - どさんこさん» ありがとうございます(^ ^)少しでもお暇潰しになれば幸いです☆ (2020年5月15日 17時) (
レス) id: f10a3ced08 (このIDを非表示/違反報告)
どさんこ(プロフ) - うわあ〜！！！！！！待ってました！ありがとうございます(^^) 私も最近は海人と神宮寺の爆イケ具合が上がってきてます！！これから楽しみに読ませて頂きますね(^^)またきます！頑張ってください。 (2020年5月15日 17時) (レス) id: 2b49440ff5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レジーナ | 作成日時：2020年5月15日 13時
