romance 17 ページ18
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年が明けて、少しバタバタし始めた社内。
そんな空気のオフィスに、のんきな関西弁が流れ込んでくる。
「どうも〜ご苦労さんですぅ〜あ、これお土産〜」
その声に顔をあげれば、懐かしい恵比寿顔がますます目尻を下げた。
「丸山さん！！」
「お、Aちゃんや。久しぶり〜」
関西支社の丸山さんが、長い足でデスクの間を縫ってあっという間に近づいてくる。
「どうしたんですか？」
「おん、打ち合わせでちょっとな。元気にやってるぅ？」
「はい。丸山さんは相変わらずですねぇ」
「そうよ、元気元気、元気ジルシー！」
うっすら赤い頬骨をぷくっと盛り上がらせて、丸山さんの変顔は健在のようだ。
「奥さんのとこにはもう行かれました？」
「おん。さっき顔出してきたんやけどさぁ、外出中やったんよねぇ。
部下の子・・・えーと、神宮寺くんやっけ？ボク、会ったことないんやけど」
あ、そうか。勇太は丸山さんが本社から関西支社へ転勤になってから採用されたんだ。
「主任といいコンビだってみんな言ってますよ。奥さんがバシバシ鍛えてくださってるみたいで」
ふうん？と不思議そうに首を傾げる丸山さん。
「あ、わたしと神宮寺は幼なじみで。弟みたいなもんなんです」
「へー、そうなん！」
向こうから丸山さんへと声がかかる。どこにいても人気者だ。
「飲み会セッティングしてくれてるみたいやから、Aちゃんも神宮寺くんも来てな！久々に飲も！」
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レジーナ(プロフ) - どさんこさん» ありがとうございます(^ ^)少しでもお暇潰しになれば幸いです☆ (2020年5月15日 17時) (
レス) id: f10a3ced08 (このIDを非表示/違反報告)
どさんこ(プロフ) - うわあ〜！！！！！！待ってました！ありがとうございます(^^) 私も最近は海人と神宮寺の爆イケ具合が上がってきてます！！これから楽しみに読ませて頂きますね(^^)またきます！頑張ってください。 (2020年5月15日 17時) (レス) id: 2b49440ff5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レジーナ | 作成日時：2020年5月15日 13時
