romance 27 ページ28
「こんなの、できる気がしない・・・」
「なんで?加藤さんプロじゃん。イベント屋さん」
「まぁねえ・・・うわー、シゲくん、こんなのすごい凝りそう・・・ほら見て、手作りのウェルカムボードとかネームカードとか、絶対既製品とか使わなそうじゃない?」
ぎゃはは!と勇太が爆笑してるのを横目でみて、ため息をつく。なんかこの頃ため息ばかりついてる気がする。
わたし自身は元々イベントや旅行を企画したりサプライズを仕掛けたりするのがとんでもなく苦手だ。
こういうのって、やっぱり女の子が張り切って頑張るものなのかなぁ・・・
「Aはさ、結婚式のビジョンっていうか、こんなドレス着たいな〜とかいうのないの?」
「ドレスねぇ・・・考えたことない」
「じゃあ、加藤さんに着て欲しいのは?真っ白なスーツ、光沢のあるシルバー、それか和服でビシッと決めるか」
ことばどおり、シゲくんの姿を思い浮かべてみる。
「・・・選べないよ。シゲくん、何着ても似合いそうなんだもん」
「なんだよ、ノロケかよ」
「そっちが聞いたんでしょ!」
肩をすくめてスカされた!
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レジーナ(プロフ) - どさんこさん» ありがとうございます(^ ^)少しでもお暇潰しになれば幸いです☆ (2020年5月15日 17時) (レス) id: f10a3ced08 (このIDを非表示/違反報告)
どさんこ(プロフ) - うわあ〜!!!!!!待ってました!ありがとうございます(^^) 私も最近は海人と神宮寺の爆イケ具合が上がってきてます!!これから楽しみに読ませて頂きますね(^^)またきます!頑張ってください。 (2020年5月15日 17時) (レス) id: 2b49440ff5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レジーナ | 作成日時:2020年5月15日 13時