平野くんの愛は重い 2 (ページ3)

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嫌な予感はしたけど紫耀はいつも通りで2人で朝ご飯を食べて紫耀が仕事に行くのを見送る。

紫耀が靴を履きながら言う。

紫「あ、永瀬廉とはもう連絡とらないでね」

え、なんで…？
と思ったけどどこかでそう言われる気がしてた。

「絶対？」

紫「特別な理由がない限り。」

紫耀の顔は見えないけどなんとなくいい顔はしてない気がする

特別な理由ってどんなことが該当するんだろう？

と思ったけど私はこう言う。

「分かった」

紫耀は立ち上がって言う。

紫「それとさぁ、俺以外の男呼び捨てで呼ぶのやめて。」

「でも廉は幼なじみだし今更k」

クイッ

紫耀が私の顎を優しく持ちニコッと笑って言う。

紫「Aはいい子だからこれくらい守れるよね？」

「守れ…ます」

そう言うと紫耀は優しく微笑み私の頭を撫で言う

紫「ありがとう。Aは本当にいい子だね」

私は "いい子 "って言葉が好きじゃない。
紫耀に「いい子だね」って言われるといつも複雑な気持ちになる。いつも…今日も苦笑い死ながら

「そう思ってもらえて嬉しいな」

って返すけど

時々思う

私が紫耀の言う " いい子 "じゃなくなったら紫耀は私から離れていくのかな…？

って…

今の私は紫耀と一緒にいられることが一番の幸せ。
私と紫耀は普通のカレカノではないことは薄々分かってる
けど…私は紫耀の言うことに「NO」とは言えない。

心の底から紫耀を愛しているから