平野くんの愛は重い 2 (ページ15)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:47,912 hit

15 ページ15

パチッ

あんまり生活感のない部屋…

ここ私の住んでる家じゃないよね？

「ここどこ…？」

廉「おはよ」

「おはよう…」

なんで廉がいるの？

廉が私の顔を覗き込んで言う

廉「なんやその腑抜けた顔は？」

近っ！

「ね、寝起きだから…ってここどこなの？そもそもなんで廉がいるの？」

廉「あぁーここ俺んちやから」

「えぇっなんで！？」

廉「うるさ。そんだけ声出るならもう元気やな」

「え、あ、まぁ普通だよ…」

本当はちょっと頭痛いけど心配されるだろうし黙っとこう

廉は興味無さそうにふーんと言って

ポイッ

「わっ！？」

水の入ったペットボトルと薬を私のいる方に投げて言う

廉「飲んどけ」

「え、あ、うんありがとう…」

廉が投げてきた水で薬を飲む

廉が私の横に座って言う

廉「A昨日のこと覚えてないん？」

「え…？」

昨日のこと…？

夜中にコンビニに行ったことは覚えてるけど、そもそもなんでコンビニに行ったのか覚えてないしそれ以降の記憶がない。