平野くんの愛は重い 2 (ページ12)

今日:9 hit、昨日:8 hit、合計:47,993 hit

#12 ページ12

ふらふらになりながらもなんとかコンビニに着いて薬を買うことが出来た。

あとは家に戻るだけ…急いで帰れば紫耀にバレないはず…

そう思いふらふらになりながらも足を進めていたら

廉「A何してるん？」

ピタッ

あれ？後ろから廉の声がしたような…？まぁ、こんな夜中にこんなとこ歩いてないだろうし気のせいだよね

廉「無視すんなよ」

ピタッ

あれ？また廉の声が聞こえたような？廉なわけないのに…あ、私疲れてるのかな？

グイッ

「キャッ！」

歩き出そうとしたら手首を引っ張られた

廉「横向け」

横を向くと…

「れ、廉！？な、なんで！？」

廉はため息をつきながら言う

廉「…さ、散歩してたら見つけたから」

あ、そうなんだ…偶然だけど会えてちょっと嬉しい…
けど…

「廉いつもこんな時間に散歩してるの？」

廉は呆れたように言う

廉「…じゃあなんでAはこんな時間にここにおるん？」

「………」

紫耀に飲まされてる薬の副作用でコンビニに薬買いに行ったなんて言えない

そんなこと言ったら廉キレるし…なんて言おう？