7話 ご飯 ページ8
桃視点
さ「ころーん?ご飯だぞー?」
こ「あ、、」ペコ
あとな、俺、天才的な事思いついたわ。
紙とペン。これでころんと会話する。
喋れないなら書いてもらえばいいんじゃね?
さ「いただきます!……おっ!おいしいな!」
こ「パクッ…んっ…」
お、一口食べれたじゃん!えらいえらい。
さ、そろそろ会話していくか。
さ「無理して食べなくてもいいからな?あとさ、食べながらで悪いけど、この紙に俺の質問に対しての回答を書いてほしい。」
こ「モグモグ…ぅっ…」コクッ
さ「お前さ、あの二人と何かあった?」
カキカキ…
こ「……」
声のこといじられて、いじめられてた頃を思い出した。
………そっか…
こ「…」
怖くなって、吐き気がして、苦しくなって逃げてきた。
せっかく仲良くなれそうだったのに本当は話したい
さ「けど怖い……か?」
こ「ヒック、グスッ、、うぅっ…グスッ、」コク
あいつらも悪気があったんじゃないと思うけど…あいつらも初対面だからな…
さ「わかった。ありがとう。明日さ、あいつらとも話してみよ?ごめんねで仲直り…だ。じゃあ早く寝るか。ご飯まだ食べる?」
こ「…」フルフル
さ「そ、、じゃあ、後で戻ってくるから先寝てて。おやすみ!」
ーキッチン(?)にてー
さ「なーくん。明日の朝、るぅとと莉犬に話がある。」
な「ん?話?わかった。」
その時、俺は見てしまった。
さ「なーくん。またご飯残してんの?」
な「あ…うん。」
さ「倒れたらみんなまた悲しんじゃうよ?ちゃんと食べないと。」
な「俺…吐いちゃう…吐いたらみんなにも迷惑かけるし…あの子達にも…」
なーくんはあの頃から変わってない。
俺達が昔ここに入院してたときから拒食症で、今もそれは続いている。
さ「……俺、ころんのとこ行ってくるわ。」
赤視点
さっきからるぅとくんが不安そうな顔してる。
ころんくんが心配なのかな…
り「るぅとくん!ころんくんはきっと大丈夫だよ!」
る「えっ…?あ、そうだね…!」
あれ?ころんくんの事じゃなかった?
もしかして…
いや、考えちゃだめだ。早く寝よ。
り「るぅとくんおやすみ!るぅとくんも早く寝てね!」
る「あ、莉犬おやすみ!」
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流莎 - ガーターさん» 見に来ました!私も同じような作品書いてるなぁ。私の方にアドバイス的なのあったら、ください!(流莎で、検索かけると、出てくると思います。病系のやつ) (2022年7月5日 6時) (レス) id: d2c652474f (このIDを非表示/違反報告)
ガーター(プロフ) - ななてるさん» ?パスワード? (2021年12月17日 0時) (レス) id: 1c27778377 (このIDを非表示/違反報告)
ななてる - パスワード1個忘れたでも大丈夫!書いてない! (2021年12月13日 22時) (レス) @page28 id: e551669fd6 (このIDを非表示/違反報告)
ガーター(プロフ) - ななてるさん» 楽しかったですか!良かったですね!でも風邪には気をつけてくださいねw (2021年12月13日 1時) (レス) id: 1c27778377 (このIDを非表示/違反報告)
ななてる - ガーターさん» 楽しかった!でも疲れて風邪気味っす (2021年12月8日 15時) (レス) id: ff9a44ad6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ガーター | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1346/
作成日時:2021年8月30日 2時