ありがとう ページ27
「えっと…本日はお忙しい中、僕たちのためにお越しくださってありがとうございます」
少し緊張してるソクミナ。
「僕たちが今日のこの日を迎えられたのも周りの皆さんのおかげです。
ありきたりな言葉で申し訳ないですけど、本当に僕たち…いや特に僕を支えてくださった皆さんには感謝でいっぱいです。
まだ社会人になって数年の、まだまだの僕が、こんなステキな人と結婚するなんて皆さんに許してもらえるのかなって、彼女も本当に僕でいいのかなって、心配になるときもありました。
だけど…周りの皆さんの温かい励ましとか…何よりも彼女の広い心に助けられてきた気がします」
ゆっくりと一言一言かみしめる様に話すソクミナの言葉に私の胸もじんわりする。
「本人にも言ったんですけど彼女は僕のハッピーの女神みたいな人で。
今まで僕にハッピーをくれた分、これから彼女にもそして皆さんにもたくさんハッピーを返していきたいって思ってます」
再度周りの皆さんに頭をさげるソクミナ。そしてンンッって軽く咳払いする。
「A」
急にそう呼び掛けて笑顔で私の方を見る。
「こんな僕の奥さんになるって決めてくれてありがとう」
少し照れくさそうに、だけど笑顔でそう言って私に頭をさげる。
「最初に結婚を決めてから今日を迎えるまで少し時間がかかってごめんね」
謝るソクミナに対してううんって首を横に振る。
「初めて逢った時からAはずっと憧れの人でした。いつもその笑顔に憧れて、それはこれからもずっとだと思ってます。
Aにいつも笑顔でいてもらうためにたくさん頑張るね。
俺についてこいなんてかっこいいことは言えないけど…一緒にずっと同じ時間を歩きましょう！」
へへってまた照れくさそうに笑うけど、その笑顔を見て私の涙腺が崩壊してしまった。
彼の笑顔が大好きで憧れてたのは私も同じ。
式の時あんなに泣いてたくせに、私が隣で見てきた大好きな笑顔で皆さんに挨拶してる姿がかっこいい。
「改めてお礼を言います。本日はお越しくださって本当にありがとうございました。
そしてこれからもどうぞ僕たちをよろしくお願いします」
ソクミナらしい温かい挨拶。
拍手を受けながら泣いてる私の元にやってきて私を抱きしめる。
DK「A。幸せになろうね」
『うん。ソクミナこそ…私の旦那さん…に、なってくれて…ありがとう…』
泣きながらそういうとやっぱりまた笑顔で私を見て抱きしめてくれた。
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mkinsprit(プロフ) - きたー！2回目のプロポーズ編！ソクミナ、2年も待たせてたのかぁ。あ、いやいや、2年も男っぽさに磨きをかけてたのかぁ^_^なんか、いつも2人で過ごす場所でのシチュエーションにキュンとしました！お隣の彼も大好きだけど、やはりーイ ソクミン …好きです！笑 (2019年8月7日 22時) (
レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
しぇるび(プロフ) - mkinspritさん» ソクミンくんってさりげなーくってのが絶対できないタイプだと思うんですよね〜。 私も終わるのがここへきて寂しくなってきました(笑) (2019年5月14日 17時) (レス) id: f3c720e0c5 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - 指輪のくだり、さすがです！にぎにぎして、バレそうになったらニコーって笑笑想像しただけで可愛い^_^ふんわり温かな二人のお話のエンディングが近づいてて寂しいですが、ハッピーエンディングなら良し^_^ですね！笑笑 (2019年5月13日 22時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぇるび | 作成日時：2019年4月18日 13時
