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背中を押してくれた人 ページ28

会がお開きになり、皆に挨拶をしながらお見送りする。

こんなにたくさんの人に祝福してもらって感謝でいっぱい。

結婚式って人生で一番周りの人たちに感謝する日かもしれない。



DK「終わった…ね」

全員のお客様をお見送りしてソクミナが一息つく。

『うん。皆にもソクミナにも感謝だよ。ありがとう、で、これからもよろしくお願いします』

そう言って頭をさげるとあたりまえじゃんって私の両手をとって握る。

DK「俺の方こそ…これからもずっとよろしく」

お互い顔を見て微笑む。




「お取込み中失礼」

声のする方を振りむくと入場のフラワーゲートにもたれて佇むウォヌの姿。

DK「わあーヒョン!」

WN「悪い。遅くなった」

『え、ウォヌ…仕事は?』

WN「大事な弟と友達のために早めに切り上げたんだけどな。結局飛行機が遅れた」

DK「俺たちのためにそこまでしてくれただけでありがたいです!」

WN「おいおい、泣くなよ」

『ふふ、ソクミナってば式の時も泣きっぱなしだったの』

仕事で来られないと言っていたウォヌが思いがけず来てソクミナは感極まってる。

『ウォヌ、無理して来てくれてありがとう。それからこんな素敵な会場も…』

WN「俺がしてやれるのはこれくらいしかないからな」

『ううん、十分すぎるよ。ホントにありがとう』

WN「A、幸せにな。ソクミナも」

ウォヌにそう言われて頷く。

なんとなく躊躇ってたソクミナへの気持ちがハッキリしたのもウォヌのおかげだったし

結婚のことをあまり考えないようにしていた私の背中をおしてくれたのもウォヌだった。

元カレだなんていうと周りは驚くけど、今では大事な友達のうちの一人。

そしてソクミナがこれだけ懐いてるってことは、ソクミナもかなりウォヌを信頼してる。

たまの帰国の時には二人で会ったりしてるし。

WN「このあと、行くんだろ?ここ来る途中で皆にあった」

パーティの続きというか、このあとは【BAR 17CARAT】に行ってお祝することになっている。

DK「はい、ウォヌヒョンも行きますよね?」

WN「ああ、行くよ。準備できたら連絡して。待ってるから」

じゃ、あとでって私たちは着替えに控室に戻る。

『良かったね、ソクミナ』

DK「うん、ウォヌヒョンにはたくさん背中押してもらったから」

そう聞いて少し驚くけど納得もする。

私たち二人ともウォヌに背中押されてたんだね。



*

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設定タグ:SEVENTEEN , セブチ , ドギョム   
作品ジャンル:タレント
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mkinsprit(プロフ) - きたー!2回目のプロポーズ編!ソクミナ、2年も待たせてたのかぁ。あ、いやいや、2年も男っぽさに磨きをかけてたのかぁ^_^なんか、いつも2人で過ごす場所でのシチュエーションにキュンとしました!お隣の彼も大好きだけど、やはりーイ ソクミン …好きです!笑 (2019年8月7日 22時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
しぇるび(プロフ) - mkinspritさん» ソクミンくんってさりげなーくってのが絶対できないタイプだと思うんですよね〜。 私も終わるのがここへきて寂しくなってきました(笑) (2019年5月14日 17時) (レス) id: f3c720e0c5 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - 指輪のくだり、さすがです!にぎにぎして、バレそうになったらニコーって笑笑想像しただけで可愛い^_^ふんわり温かな二人のお話のエンディングが近づいてて寂しいですが、ハッピーエンディングなら良し^_^ですね!笑笑 (2019年5月13日 22時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しぇるび | 作成日時:2019年4月18日 13時

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