さぷらいず ページ3
おかえりって目の前で優しく笑うソクミンくん。
『え、どうしたの？なんで？』
DK「こら。おかえりって言ったらただいまでしょ」
『あ…た、ただいま』
まさかここにいるなんて思わなくて当たり前の返事すらできない。
DK「出張から一旦会社に戻るってミンギュから聞いてさ」
『でも…いつ終わるかなんてわかんないじゃない』
DK「うん、だから仕事終わらせて終業時間過ぎた頃から待ってた」
『そんなに待ってくれてたの？連絡してくれれば良かったのに』
DK「へへっ、さぷらーいず」
『ごめん…待たせちゃって』
謝らないで勝手に待ってたんだからって笑う顔はずっと大好きな笑顔だった。
久しぶりに2人で外食。
ワインを注文して乾杯して飲み始めようとしたら
DK「A本当にごめん！」
ワインを飲まずに私に向かって頭をさげるソクミンくん。
DK「俺、Aの話も聞かずに勝手に疑って不安になって怒って。ひどい事した」
そう言ってごめんってまた頭をさげる。
『やだ頭あげて？ううん、私もそう思わせるような事しちゃったし私のほうこそごめんね』
DK「いや、Aは悪くないよ。俺…仕事だからってほったらかしてAに寂しい思いさせてたよね？」
ああ、ソクミンくん私が言う前にわかってくれたんだ。
私がいない間にいっぱい色んなこと考えてくれたんだなって思ったら嬉しくなった。
『ソクミンくんが学生時代にバイト忙しかった時にも同じ話したのにね』
DK「もう…だから配属されるときに言ったでしょ？寂しい時はちゃんと言ってって」
もっと甘えてよってぷうっとほっぺを膨らませて私を見る。
『でもやっぱり言えなかったなあ。だって本当に仕事を楽しそうに頑張ってて…言えないよ』
DK「だよね。俺そういう思いやりのあるAを好きになったんだってあらためて思ってさ」
ソクミンくんは少し照れてああ〜ってパタパタ手で顔をあおぎながらワインを少し飲んだ。
さっきまで逃げ出したいとか不安だなって思ってたことを申し訳なく思った。
きっと仕事も忙しいに決まってるのに私のために切り上げてこうしてきてくれた。
その気持ちがただ単純に嬉しかった。
それからソクミンくんは続けてこう言った。
DK「あとさ…ミニョンさんと少し話したんだ。A待ってるときに」
*
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mkinsprit(プロフ) - きたー！2回目のプロポーズ編！ソクミナ、2年も待たせてたのかぁ。あ、いやいや、2年も男っぽさに磨きをかけてたのかぁ^_^なんか、いつも2人で過ごす場所でのシチュエーションにキュンとしました！お隣の彼も大好きだけど、やはりーイ ソクミン …好きです！笑 (2019年8月7日 22時) (
レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
しぇるび(プロフ) - mkinspritさん» ソクミンくんってさりげなーくってのが絶対できないタイプだと思うんですよね〜。 私も終わるのがここへきて寂しくなってきました(笑) (2019年5月14日 17時) (レス) id: f3c720e0c5 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - 指輪のくだり、さすがです！にぎにぎして、バレそうになったらニコーって笑笑想像しただけで可愛い^_^ふんわり温かな二人のお話のエンディングが近づいてて寂しいですが、ハッピーエンディングなら良し^_^ですね！笑笑 (2019年5月13日 22時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぇるび | 作成日時：2019年4月18日 13時
