第01話 ページ4
_貴方_
柔らかそうな茶髪のイケメンに、大人しく着いていく。
私・・・今は男だから僕か。僕の手は、その茶髪の人に恋人繋ぎをされて、
自由に動かせない。というか、男同士で恋人繋ぎって、ありなの?
貴「あの、この手、離してください」
?「嫌でぃ」
結構な力で握られているため、痛いんだけど。そして逃げれないんですけど。
貴「もう離すのはいいんで、力を緩めてくれませんか?」
?「分かりやした」
あ、それはいいんだ。すぐに力を緩めてくれた茶髪さん。意外に優しかった。
貴「あの、茶髪さん」
?「誰でぃ。茶髪さんって。俺ァ《沖田 総悟》でさぁ。そう言うアンタは?」
貴「僕は《一ノ瀬 A》」
沖「へーいい名前でぃ。羨ましいでさぁ」
貴「そうかな?総悟って名前の方がカッコいいと思うけど」(*´∀`*)
沖「////」
貴「?」
何か急に顔が赤くなった沖田さん。心配になって顔を覗きこむ。
貴「大丈夫ですか?沖田さん?」
沖「ななな、何でもないでさぁ!それよりも、俺のことは<総悟>って呼びなせぃ!
敬語も無しで!」
貴「?。分かった。総悟」
沖「////////////」
更に顔が赤くなった総悟。本当に大丈夫かな?
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作者名:光(こう) | 作者ホームページ:http://www.pixiv.net
作成日時:2018年5月21日 0時