検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:7,445 hit

転生前の私 ページ2

__貴方__

?「金をこのバックに詰めろ!さもないとこのガキ殺すぞ!」


 初っぱなからすみません。只今、私は強盗に出くわしてます。なんで私はこんなに運が
悪いんだろうなぁ。しかも人質にとられてるし。


貴「きゃー、助けてー」(棒)


 棒読み感半端ないですが、仕方ない。もう16才になると言うのに、こんなんで泣いていたら
キリがない。一生泣いていかなくちゃなんなくなる。


?「チッ、こんな奴に人質の価値なんてなかったか・・・」


 さっきから要求が通らなくって私のせいにしだす犯人。知らねーし。なんで私のせいになんだよ。


犯1「しかたねー。もうこいつ殺すか」


 わー。いたいげな少女のせいにして、しかも殺ろーとしてるー


犯2「しかし兄貴。コイツ、中々な美人ですぜ」

犯1「そうだな・・・売るか」

犯2「さっすが兄貴。考えることが違うや」



 いや。美人かどうかはさておいて、売るって判断はいたって平凡な考えだぞ。


貴「あの、早く解放してくれませんか?加齢臭がつらいんですが。」


 あ、犯人の首筋に青筋がうかんでるー。やばーい。


犯1「死ね」パーン


 犯人が放った弾が、私の脳天をヒットした。あぁ、死ぬんだな私。
そう思うと、意識が一気に飛んだ。


〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

 目をさますと、見たことのない場所。周りの人は皆、洋服じゃなくて和服を着ている。


貴「え?ナニココ」


 混乱せざるをえない。だってさっきまで銀行に居たのに、急に外。
しかも見たことのない場所にいるんだもん。


貴「トトト、トリップって言うやつかな?」


 え?でも、私死んだよね?どうやってトリップなんてできんの?じゃあ転生?


貴「ま、まぁいいや」


 うん。もう考えるのやーめた。ここで座り込んでも迷惑になるだけだ。
 そう思って立ち上がると、なんか違和感を覚えた。


貴「ん?」
 

 下を見てみる。いつもあるはずの膨らみがない。いや、そこまである訳じゃないけど、
多少は大きかったよ?今はなんか・・・

貴「男みたい・・・」

?「そこでなにやってるんでぃ」

貴「!?」

?「あり?女だと思ったら、男じゃねぇですかぃ。チッ、つまんねぇや」

 
 あ、やっぱり男になってたんだ。


?「まぁいいや。おいお前屯所までこい」


 私。死んだな。





 

設定ー→←こんな話&設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
18人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 逆ハー , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:光(こう) | 作者ホームページ:http://www.pixiv.net  
作成日時:2018年5月21日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。