君依存症。 (ページ6)

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「私の父、今日嫌だってことをしようとしてるんです。
それに関しては絶対譲れない内容なんです
それで、どうしたらいいのかわからなくて。」

望さんは少し眉間にしわをよせた

小「Aちゃんは「小瀧ぃぃぃぃ！」」

遠くからこれまたイケメンな人が早足でこちらにきた

？「なに女の子ナンパしとんねん！

って、えぇぇぇぇぇぇぇぇ！？」

声がでかい笑笑

てか、そろそろバレちゃうかな...

小「なんや、知り合いなんか？」

？「おまっ！知らんの！？
Aさんやで！？」

小「おん。Aちゃんやろ？」

？「何お前ちゃっかり名前よんどんねん！」

小「ごめんしげ、何言っとんのかわからん」

？「Aさんはこのパーティーの主役！
誕生日のお方！」

小「えぇっ！？そーなん！？
Aちゃん！はよ言ってや！｣

急に敬語とんでってる笑笑
そっちの方が楽でいいんだけどね

てかバレちゃった
しげさん？って方個性強すぎるし

いや、絶対そこじゃない

望さんさっき通り話してくれなくなっちゃうかな...

「なんか自分から誕生日！って言うのもなって思って」

小「てか、俺すごい人に話しかけちゃった感じ？」

？「おう、笑」

小「え、やばいめっちゃ普通に話しかけもうた
ごめんなさいっ！」

「いや、そんな謝らなくても笑
というか私は普通に私を知らない人と話したかったので嬉しかったです

あの、よかったらですけど気にせず話してもらえませんか？」

望さんはポカーンとしてる
え、なんか私変なこと言った？
勢いで言いすぎた？

とにかくやばいやばいって、頭の中がぐちゃぐちゃになった

小「こんな俺でよかったら！
じゃあなしげ！後でー！

Aちゃん！外いかん？」

「行く！」

すっごい久々に心から笑顔になれたかもしれない

望さんは私の手首を掴んで外に向かった

掴まれてる手首から全身になにかあついものが広がったような気がした

小「ふふっ、顔真っ赤やし笑」