文豪から愛しい貴女へ

お泊り <条野採菊> ページ43

麗華さんリクエスト

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今日は、条野さんが私の家に遊びに来ます

そしてお泊り

うう……緊張する

「何を今更緊張しているんですか、言い出しっぺは貴女でしょう？」

「そ、そうなんですけど……改めて考えると恥ずかしくて」

「まあ……私も驚きましたよ。誘われているのかと」

「そんなつもりではありません」

「ええ、知ってますよ」

そう言いながら今は二人で料理を作っています

「さて……あとは冷やして終わりですね？」

「はい！では……それまでゆっくり______ひゃ」

うっかり、手を滑らせてボウルが宙を舞う

と、条野さんがキャッチしてくれた

「あ、ありがとうございます！って、ああ！服が」

「これくらい平気です。全く、貴女は少しは気をつけなさい」

「はい……お詫びに何でもします」

何気なくそう言った瞬間

条野さんの纏う雰囲気が変わった

「何でも……ですか、いいでしょう。でも、取り敢えず服取ってきてもらえれますか？」

「はい！」

そう言って条野さんの荷物の中からシャツを取って渡すと目の前で着替えられる

「ちょ、条野さん！」

「これは失礼。では、行きましょう」

「え？何処に_____ん」

「寝室です。時間はたっぷりあるので」

そう言って口角を上げる条野さん

「い、一時間しかありません！」

「一時間もあれば十分です」

そう言ってまたキスをされ、横抱きされる

「何でもすると言った警戒心ゼロの貴女に教えてあげないといけませんからね」

そう言って条野さんは額にキスをした








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条「リクエストありがとうございます。一時間経ったので料理再開ですね。あ、続きは後ですよ」

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