文豪から愛しい貴女へ

君を独占 <森鴎外> ページ3

八咫烏さんリクエスト

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「私の家……ですか？」

「そう。偶にはどうかな？」

此処はマフィアの首領室

失礼ながら首領と私は付き合っている

皆には内緒なので二人で逢引をした事がない

「確かに、家だったら判りませんね」

「じゃあ、明日の夜はどうだい？」

「はい！」

初めて二人で過ごす……








「お邪魔するよ」

「は、はい！窮屈ですけど……」

「畏まらないでいいよ？」

「そんな……だって、首領がこんな狭い部屋にだなんて……」

そういうと、首領が私の唇に人差し指を置く

「二人っきりの時は？」

「お、鴎外……さん」

「よく出来ました」

そう言って頭を撫でられる

「も、もう！子供じゃないんですよ！」

そう言ってちょっと睨むと鴎外さんは微笑ましそうに私を見る

「ごめんね」

「それで……えっと、何しますか？」

そう聞くと鴎外さんがニヤリと笑う

「もしかして……判らなかったかい？」

そう言われて頷く

「本当に君は純粋だ……マフィアに向かないほど綺麗だ」

そう言って私の頰に手を置いて軽くキスをする

「男女が一つ屋根の下……こんなキスで可愛く顔を赤く染めている君を見ていて私が手を出さないと？」

「お、鴎外さん……？」

「……おいで？全部私に身を任せればいいのだよ」

そう言われて頷く

「鴎外さんなら、いいですよ？」

「全く……君は私を惑わす天才だね」

そう言って鴎外さんがまたキスをする

「さあ、楽しい夜はまだ始まったばかりだ」







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森「どうだったかな？良かったら評価してみてね」

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