文豪から愛しい貴女へ

かっこいい <江戸川乱歩> ページ34

勉強大好き(学校での)さんリクエスト

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私の彼氏、江戸川乱歩は名探偵なのだが、幼げで可愛い

「乱歩！可愛いねぇ」

「君は可愛いしか知らないの？」

「ふふふ、乱歩が可愛いからだよ」

「ふーん……あっそ」

……なんだか今日は可笑しいな

「どうしたの？」

「……僕だって、かっこいいとか言って欲しいんだけど」

「えー、乱歩はかっこいいより可愛いでしょ」

「……はあ」

そう溜息を吐いて乱歩は立ち上がって私の正面に立つ

「あのさあ！僕だって男なの！名探偵は可愛いじゃなくてかっこいいでしょ！？」

「え、そうなの？」

「それに……彼女に言われるとか嫌」

「それは……ごめん」

「……Aの方が可愛いし」

そう言われて顔が赤くなるのが判った

「そ、それはありがとう……」

「今度可愛いとか言ったらお仕置きだから！」

「うーん、地味に嫌かな〜」

そう言いながら笑えば乱歩も笑う

うん、可愛い

「君、今可愛いって思ったでしょ」

「え」

「お仕置きだね。そうだな……」

そう言って乱歩が私の腕を掴みキスを数回する

「今回はこれで勘弁してあげよう！」

「え、うん……」

「これに懲りたら可愛いとか思わないでね！」

そう言って椅子に座った乱歩

……大丈夫、普通にかっこいいと思ったよとは言えずにそのまま少し立っていた








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乱「リクエストありがとう！それと……最後に何を思ったのかは自分で僕に言ってね？」

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