友チョコってやつ ページ14
‹伊沢
そろそろ実食TIMEです!
……その連絡なくてもどうせ川上くん呼びに来るのに
伊沢「川上〜動画出て〜」
川上「?はい」
素直だねぇ
河村「僕だったらあんなに素直についていかない」
『同意』
福良「準備する?」
『やるか。よろしく福良』
河村「何すんの?」
『川上くんにバレンタインチョコ作ったのよ。それを取りに行く』
河村「あ〜。それで伊沢たちキッチンに」
福良「河村も来る?」
河村「行く」
今思ったけどキッチン汚ぇな
後で掃除しよ
『固まって……んね』
福良「カメラに見せて。わ〜美味しそうだね」
『ちゃんとできてるわ。河村〜そこの袋の中にあんの取って』
河村「ココアパウダー?はい………天は二物を与えずっていうのは嘘だよね」
福良「勉強もできて家事もできるっていうね」
『家事くらいしろ』
二物っていうのは普通頭の良さと運動神経の良さだろ
……あ、それでも持ってるわ俺
『チョコレートを一口大に切って、ココアパウダーをふるいに掛ければ………完成で〜す』
福良「わ〜」河村「パチパチ」
『伊沢の連絡を待ちます』
結構な量だな…
作りすぎたか?
川上くん一人じゃもちろん無理なわけだが…
『川上くんが食べたらお前らも食べる?』
福良「いいの⁉」
河村「やった〜」
福良「こうちゃん可哀想に。こんな日に限っていないんだから」
ピコンッ)
‹伊沢
メイン撮り終わりました〜
『よし、行くか』
福良「じゃあ俺たちはオフィス兼撮影スペースで待ってるね(笑)」
さて、川上くんは喜んでくれるかな?
美味しかったならいらない?(笑)→←Komi's kitchen
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作者名:神々の遊び | 作成日時:2021年8月12日 10時