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｢…たぁよし…｣
大｢…｣
｢たぁくん…｣
大｢…なに？｣
｢こんなの…好きな人に見られたら誤解されてまうで…？｣
大｢……もう…ええねん｣
その言葉を聞いて
私の心は少しキュッとした。
渋｢A？｣
｢すばる…｣
渋｢誰？｣
｢先輩やで｣
渋｢そーなんや｣
大｢こんにちは｣
渋｢こんにちは…｣
｢…すばる？｣
渋｢LINE、交換してもらってええですか｣
大｢ええよ｣
スマホを操作してLINEを交換した2人。
渋｢…ほなあとで連絡しますね。大倉先輩｣
大｢わかった。ほなな｣
｢さようなら｣
なんですばる今大倉先輩を強調したん？
｢ねぇ、もー平気やで？｣
渋｢俺が平気ちゃうし｣
｢はー？｣
てかちゃっかり荷物持っちゃってるし。
｢すばる…｣
渋｢んー？｣
｢すばるって私の何？｣
渋｢…お前にとっての俺？｣
｢そう｣
渋｢…わからへん｣
たまにこうして迎えに来てくれるんやけど
決して付き合ってるとかではないねんで？
｢難しいな…｣
渋｢せやな｣
.
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作者名：せんぷうき | 作成日時：2018年4月22日 0時
