彼の茶髪は誰より明るい【二口堅治】

39茶髪 ページ44

滑津「Aぢゃ〜〜〜〜ん!!!」

　 「ま、舞さんっ落ち着いて!」

茂庭「二口〜似合ってるぞ〜」

二口「茂庭さん、お先です!」



菅原A、19歳。綺麗な教会に居ます。

服装はウェディングドレスです。

舞さんは卒業してから呼び方が変わった。

堅治君はお先です、とか言ってるけど、舞さんと茂庭さんの手にはお揃いの婚約指輪。

堅治君は真っ白なタキシード。

結婚式と婚姻届は同じ日が良いという事で、式の前に出して来た。


潔子「Aちゃん。すごく可愛い。」

　 「潔子さん!ありがとうございます!」

孝支「俺の可愛い妹、ちゃんと幸せにすんだぞ〜!」

二口「任せてください!」


兄さんと潔子さん。二人の手には結婚指輪。

潔子さんは去年、私の姉さんになりました。


式に来てくれたのは、私がいた3年間の伊達工バレー部の皆さん。

澤村さんから翔ちゃんの時の烏野バレー部の皆。


作並「菅原が菅原じゃなくなる………」

日向「変な感じだな!」






鎌先「おいお前ら!誓いのキス!もっかいやれ!」

茂庭「鎌ち………もう酒まわってる………」

二口「いいですよ。」

　 『え?』

二口「いいよな?A。」



今回ばかりは乗ってやろうではないか。

　 「しょうがないなぁ………」



鎌先「それでは!誓いのキスを!」








菅原A、19歳。

今日から二口Aです。

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