38茶髪 ページ43
茂庭「お前ら、頑張れよ。」
笹谷「応援してっからな。」
鎌先「たまには来てやんよ!」
春。出会いと…………
別れの季節。
あんなに「就活大丈夫ですかぁ?」と言っていた堅治君も元気がない。
滑津先輩も相当辛いだろう。
茂庭「滑津。」
滑津「ッはい。」
茂庭「どんな暴れん坊一年が来てもおののくな。あの二口と同年代、黄金川をここまで支えてきたんだから。」
二口「ちょっあのって!」
茂庭「Aちゃん。」
「………はい。」
茂庭「一年でずいぶん成長したな。お前には後輩ができる。どんな奴がいたって、二口の1番近くにいられるんだ。胸を張れ!」
茂庭「二口ィ!」
二口「⁉ウッス!」
茂庭「次の鉄壁を築く第一人者はお前だ。決して崩すな!どんな奴の手づなも握れ‼鉄壁は決してーーーーーー
『崩れない!』
そこでみんなの涙腺は限界を迎えた。
私だって沢山泣いた。私達の代は一年一緒に居られたかもわからない。でもちゃんとした、仲間だから。
「期待してるぞ。」
二口「その期待、絶対応えて見せるぞ。」
『おう!!』
堅治君はどこか吹っ切れたような、そんな、かっこいい顔をしていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あと2話!
34人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ほのか(プロフ) - 最高でした!!! (2022年9月4日 21時) (レス) @page46 id: 3929e44e96 (このIDを非表示/違反報告)
ミカサ(プロフ) - おもしろかったです(*´ω`*)やっぱ、二口最高ッスね (2021年3月17日 17時) (レス) id: 2cebe15e55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:くにみちゃん | 作成日時:2019年6月4日 6時