4話 ページ6
赤い髪の女の子は、大嫌いだという顔で眼鏡の男の子とサラサラヘアの男の子を見た。
「そういえば──」
眼鏡の男の子はずっと空気だった私に視線を向けた。
「君はどこの寮に行きたいんだい?」
その場にいる人間の視線が私に集中する。
普段だったら適当に流すところだが、一応この眼鏡の男の子はさっき助けてくれたし・・・
とりあえず真面目に答えることにした。
「別に寮にこだわりなんてないけど、行きたくない寮をあえて言うならスリザリンね」
「なによ!あなたまで!」
私の答えに、赤い髪の女の子とねっとり頭の男の子はかなり憤慨したようだ。つか、言い方悪かったかもしれないけど理由くらい聞けよ。
「セブルス、行きましょう。別のコンパートメントに」
セブルスと呼ばれた男の子は、赤い髪の女の子に手を引かれコンパートメントから出て行こうとした。眼鏡の男の子は、ねっとり頭の男の子が自分の前を通る時、足をひっかけようとした。
「まーたな、
中から呼びかけ、コンパートメントの扉がバタンと閉まった。
なんだか初っ端から疲れたなと思い私はため息をついた。
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ナツピー(プロフ) - 受験生さん» コメントありがとうございます。時間かかるかもしれませんが必ず続きは書くのでお楽しみに! (2022年1月6日 7時) (レス) id: 56c6e69f8d (このIDを非表示/違反報告)
受験生 - 初コメ失礼します!続きがすごく気になります!!更新頑張ってください!! (2022年1月5日 23時) (レス) id: 5fbad7a3d7 (このIDを非表示/違反報告)
ナツピー(プロフ) - cherryさん» こちらこそ誤解させる表現をしてしまいすみません。続きはもう少し内容が固まったら投稿しますのでお楽しみに(^ ^) (2018年12月21日 23時) (レス) id: 41b7b6a015 (このIDを非表示/違反報告)
cherry(プロフ) - あ、重要な所突っ込んじゃってごめんなさい!そうだったんですね!続き楽しみにしてます♪ (2018年12月21日 23時) (レス) id: 84049ed362 (このIDを非表示/違反報告)
ナツピー(プロフ) - cherryさん» コメントありがとうございます。マグル製品がまともに機能しないという設定は私も知っていますが、この物語の主人公のサクラはまだ入学してそんなたってないのでそのことは知らないという設定です。まあネタバレすると録音作戦は失敗に終わります。 (2018年12月20日 22時) (レス) id: 41b7b6a015 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナツピー | 作成日時:2018年9月9日 21時