じゅういち ページ14
<タ、タ、タ>
『…隊服って、どこにあるのか』
“継子”で頭いっぱいだった為、走り出したとはいえ…場所も誰が所持しているかも把握していない。
『…うーーーーん』
小「……何をしている」
『あ、ネチネチ』
小「…出会い頭から無礼な奴だな。お前なんぞに甘露寺は何故ああも優しいのだ、理解できない」
『…ほら、それがネチネチだよ』
小「……で、お前は何をしている。余りにも不審だ。斬るぞ」
『ああ、私の隊服知らない?』
小「…………」
(…あ、ちゃんと思い出してくれてるんだ。意外と優しい)
小「…確か、前田という“隠”が所持していた。それを煉獄が預かっていたな」
『煉獄…そっか。探してみる。ありがとう、ネチネチ』
小「俺には伊黒小芭内という名がある。これだから、餓鬼は嫌いだ。常識と礼儀を知らない(怒」
『はいはい。ありがとうね、小芭内(ニコッ』
小「………」
<タタタ…>
小「……ふん、今回ばかりは見逃してやらんでもない」
<タタタ…!!>
『…煉獄…煉獄?あの獅子みたいな人か?』
杏「おっ!!見つけたぞ、天使(てんし)少女っ!!」
『あ、やっぱり。貴方が煉獄さんか』
杏「そうだ!!俺が煉獄杏寿郎だ!!天使少女!!」
『ねぇ…私、「てんし」じゃなくて「あまつか」だよ…』
杏「おっと、それは失礼!!…うーむ。では、Aと呼んでいいだろうか?」
『…なんで?』
杏「いや、君を見てると余りにも「てんし」と呼んでしまいそうだ(ニコッ」
『……………』
『カァァアッ)は、はぁあっ!?//』
杏「む?何か可笑しなことを言っただろうか…」
『し、知らないし!!好きに呼べばっ!!//』
杏「ああ!!そうさせてもらう」
『…で、隊服はくださるんですか?(フンッ』
杏「そうだ、忘れていたな!!」
<すっ…>
杏「改めて、挨拶をしよう。俺は“炎柱”と呼ばれている煉獄杏寿郎だ。よろしく頼む(微笑」
『……は、はいっ』
あまりに、不思議な人だ。
とても、強い信念と…あったかい心。
『…よろしくお願いします、杏寿郎“さん”っ!!』
なぜか、とても緊張してしまうっ。
この人は…私の“望んだ”強さを持つ。
ああ。
杏「ははっ、そんなに堅くなるな。そうだ!!これから甘味でもどうだ?(ニコッ」
ああ。
『特別に…い、行ってもいいですよっ!?//』
とても、羨ましい。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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常に暇なマシュさん(プロフ) - 作品めちゃくちゃ好きです……是非とも更新頑張ってください…!!楽しみにしてます! (2019年9月2日 1時) (レス) id: eb8f9cc9fe (このIDを非表示/違反報告)
野菜(プロフ) - 好きです(唐突 夢主が可愛い…原作にこんなキャラいたら絶対推す…これからも投稿頑張ってください(^ω^) (2019年8月24日 22時) (レス) id: 32f8337a40 (このIDを非表示/違反報告)
ドレミースイート - この作品メチャクチャ好き!!これかもがんばって!! (2019年8月22日 18時) (レス) id: cc954b96db (このIDを非表示/違反報告)
イヴ - めちゃめちゃ好きですー! 更新頑張ってー! (2019年8月22日 11時) (レス) id: 7c0d35bb59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桃瀬赤丸 | 作成日時:2019年8月19日 15時