やばいヤツらと俺(やばいヤツ)2【名探偵コナン】

36話 ページ8

篠崎side


榊原A(Hope)という男は天才だと思う


人を魅了することにおいては。


マネージャーだからでもお世辞でもなんでもなく第3者目線から見てもそう思う程だった


1つ弱点を挙げるとしたらシスコンだという事だ


それは置いといて


今日は、そんな“Hope”のLive。


そこそこ大きいLiveで失敗は許されない


あいつに限って失敗はありえないが。


そんなLiveの前に言われた


｢俺の妹とその知り合いが来てるから終わったら迎えいってくれ｣


その言葉に思わず腹パンと拳骨を食らわせた


顔は不味いしな


それから溜息をつきながら部屋を出てアイツのLiveをステージ横から見た


今日もカッコよかった


が、俺はこれから優姫ちゃんとその知り合いを探して連れてこなければいけない


何度目かわからない溜息を漏らしてアイツに一言言って行く


その時に見せられた写真にメガネの少年が写っており優姫に声かけるよりこいつに声をかけろと言われた


少年の名は江戸川コナンと言いキラキラネームだなと感じた


それはいいとして、その少年を会場を出て数分探すがいない


もう帰ったか？と思った矢先に見つけたその少年


俺はなるべく怪しまれない様に笑いながら話しかけた


｢江戸川コナン君は君かな？｣

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