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藤ヶ谷side
彼は、、、Aちゃんのこと相当好きみたいだなぁ
Prrr…
藤ヶ谷「はい」
「どうだった？」
藤ヶ谷「まぁ、普通かな。こっちは時間経てば何とかなるかと」
「そうか」
藤ヶ谷「それより先にやるべきはあっちだと思う」
「それはタイミング見て何とかするよ」
藤ヶ谷「しっかりしてくれないと困る」
「ああ、わかってる」
玉森くん、緑のことを助けてくれたことには感謝する
でも、俺は君の味方なんかじゃない
俺はAちゃんの味方なんだ、それに高瀬には恩がある俺も、緑も
緑「電話終わった？」
藤ヶ谷「うん」
緑「電話の相手誰だったの？」
藤ヶ谷「え？父から頼まれた仕事を一緒にやってる人だよ」
緑「ふーん、そう、それよりあの玉森って子大丈夫？」
藤ヶ谷「大丈夫って？」
緑「金持ってるし、高瀬さんも結婚の話なんか出されたらAちゃんの自由なんてなくなるでしょう、会社を考えたらさ」
藤ヶ谷「うん、そこはちょっと心配してるところでもあるんだけど」
緑「けど？」
藤ヶ谷「高瀬さんはそれをやってないんだよ、一度彼は結婚の話を持ち出してる、だからその時にもうしてしまえばよかった話なのに」
緑「確かに、、」
藤ヶ谷「俺の考えだけど」
緑「なになに、気になる！」
藤ヶ谷「金城との婚約条件に不満があった、それか、、金城の管轄に入ることを危惧した、、、、最後はAちゃんが猛反対したか」
緑「猛反対はなさそう、会社のことずっと考えて令嬢って隠してたくらいだし」
藤ヶ谷「やっぱりそうだよね、だとしたら、、」
緑「、、、わかんないね」
俺は二つ目が1番可能性が高いと思ってる
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作者名：ころん | 作成日時：2021年3月31日 7時
