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ナオキ「本当、2人はお似合いだよ、父さんには負けずに結婚まで行ってほしいな」
北山「言われなくてもそうしますから」
ナオキ「頼もしい、だけどね北山くん」
突然起き上がり私の肩に腕を回し私を引き寄せた
北山「あ、ちょ」
ナオキ「まだ数回しか会ってないけど、俺からしたらずっと見てきた可愛い妹なんだ、泣かせたりしたら許さないからな」
北山「泣かすなんてあり得ません、それと、その腕離してください?たとえあなたが兄だとしても、歳の近い男が触れてるのは嫌なので。あとAも数回しか会ってない男に引っ付かれるの嫌だと思います。嫌われますよお兄ちゃん?」
先輩がそう煽ると兄は私から手を離した
ナオキ「お前、性格悪いな」
北山「そうですか?」
ナオキ「ああ、そうだよ!」
A「ちょ、ちょっと、騒いだりするとまた発作とか、、」
北山「大丈夫だろここ病院だし、すぐきてくれるよ」
A「先輩?」
北山「ふんっ………」
A「また時間がある時、ひなと海斗連れてくるね」
ナオキ「Aみたいに普通に話してくれたらいいけど」
北山「大丈夫じゃないっすか?あの2人なら」
A「性格は似てると思うから、そんなに心配しなくてもいいと思いますよ」
ナオキ「そっか、楽しみにしておくよ。わざわざ今日はありがとうね」
北山「俺はもうきませんからね」
ナオキ「ああ、いいよ別に」
兄は笑いながら先輩にそう言った
ナオキ「君に会うのはアメリカでの楽しみにしておくから」
北山「え?」
ナオキ「あ、もしかしてそういうつもりじゃなかった?」
A「アメリカ、、?何の話?」
北山「………そのつもりですよ、すぐにでも会いに行きますから」
ナオキ「ああ、待ってる」
兄と先輩は私にはわからない何かを話していた
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作者名:ころん | 作成日時:2021年3月31日 7時