226 ページ29
かのんside
Aもあんまり連絡くれなくなった
忙しいのはわかる
でも今までだってそんなことで私との連絡を止めることはなかった
だから大学の前まで来てみたんだけど、、、、
大きい、、、
私が広場のところであたりを見渡していると
みたことある人が目の前を通った
かのん「あ、あの」
私は思わずその人の袖を掴んだ
あたりまえだけどその人は驚いていた
かのん「えっと、、Aの友達、ですよね?インスタに写真のってた気が、、確か、、玉森くん?」
玉森「、、、Aの友達?」
かのん「あ、はい。中学からの友達で、、同じ学部なんだよね?A今日いる?」
玉森「今日は来てないよ、講義出てなかったし、家のことじゃない?」
来てないのか、、、
っていうかこの人知ってる!?
あ、でももうバレたって言ってたし、、知っててもおかしくないかな?
玉森「君面白いね、表情がコロコロ変わって笑」
かのん「なっ、、」
玉森「君も高校の同級生?俺が細かく知ってるのは俺もだから」
かのん「君も?」
玉森「うん、まぁそれで色々と迷惑かけちゃったんだけど」
まさかこの人のせいでバレて、、、
玉森「顔怖いって、そんな敵意剥き出しにしなくても」
かのん「だってそれ君のせいってことでしょ?バレたのも、ミツ先輩との関係が崩れたのも!」
そりゃ怒りますよ!!!!
玉森「………君は知らないんだ」
かのん「何がですか?」
聞こうと思ってた時
いきなり腕を掴まれ引っ張られた
北山「お前、何してんの?」
え、ミツ先輩?
玉森「何って話ですよ、彼女から話しかけてきたんです」
北山「かのんちゃんから?」
玉森「2人のことあんまり知らなさそうだったんで伝えてあげようかと思ってたんですけど」
北山「余計なことすんな、いくぞ、宮田」
宮田「え、あ、うん」
宮田、、、?
一緒にいるこの人かな
何だかよくわかんないけど、ミツ先輩と玉森くんは関係が悪いのは確かだ
玉森「あ、ばいばい〜かのんちゃん」
なんかふわふわしてる人、、
114人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ころん | 作成日時:2021年3月31日 7時