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ひなのストーカー事件以来
私の感じていた違和感は無くなった
そしてひなも車をつけてもらうようになって
一安心
お父さんはすぐ帰ってこようとしてたけど
急に飛んでいったくらいだしきっと大事な仕事だからって私が戻ってくることを止めた
A「、、、、玉森くん」
玉森「ん?どうした?」
キャンパス内で私から声をかけたのは久しぶりだ
A「この前のパーティのこと」
玉森「え?」
A「ほら、あの、、私と女の子助けてくれた」
玉森「あー、あれね」
A「何で他人のふり、、」
玉森「んー、いろいろあるんだよね、父さんの会社は複雑だから」
A「それはなんとなく、女の子から聞いたけど」
玉森「なら話が早いや、あっちは弟が継ぐことになるからメインは弟なの、だから俺はあんまりでしゃばっちゃいけないって言うのもあるし、、父さんの会社は交流がしづらいことであっちでは有名だからさ」
A「だから?」
玉森「玉森の息子の俺とAが仲良くしてるのしったら高瀬グループは繋がりがあるのかと思われて信頼が失われる可能性だってあるからね」
A「複雑………」
玉森「まぁ、弟も大変みたいだよ」
A「ていうかしらなかった、弟くんいたの」
玉森「あー言ってなかったもんね笑
弟は父さんと住んでるから」
玉森くんはもうおじいちゃんと住んでるのか、、
A「玉森くん、、何であのパーティいたの?あれは金城さんいなかったし、、お父さんが参加されてたなら弟くんもいたし玉森くんがいなくても」
玉森「、、、、、はぁ、察し悪いなぁ」
A「え?」
玉森「忘れないでよ?俺は君が好きってことを」
A「、、、ん?」
玉森「鈍いな、、、まぁ、いいや。あの時は弟とも久しぶりに会って話せたし」
A「よかったね、弟くんと話せて」
玉森「うん、あ、、、ねぇ、最近何もない?」
A「最近?」
玉森「何もないならいいけど、、」
ひなのはなしは、、、しないほうがいいよね
玉森くんは知らないし
A「うん、何もないよ、どうかしたの?」
玉森「いや、なんでもないよ、じゃあ俺帰るから」
A「あ、ばいばい」
窓の外を見ると
下の方から
ものすごい視線を感じた
うっ、、、先輩、、、
見てたの、、玉森くんと話してたの
宮田先輩は隣で笑ってるし、、
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作者名:ころん | 作成日時:2021年3月31日 7時