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北山side
俺たちは夜になって電話をしていた
A「あ、やっぱり怒ってました？」
北山「わかってたのかよ」
A「いや、でもあれは仕方なかったというか、笑」
北山「何が仕方ないんだよ！」
A「ちょっと玉森くんには聞きたいことがあったから、それを確認してただけで、、、」
北山「、、まぁそういうことなら仕方ないけど」
我ながら束縛厳しめだなと思っている
俺ってこんなだったけか、、？
北山「あのさぁ」
A「なんですか？」
北山「やっぱ忙し、、「A」
電話口の奥で誰かの声が
A「お父さん、、アメリカ行ってたんじゃ」
父親のお出ましかよ……
「すぐに片付けて戻ってきた、それより話がある」
A「話、、？」
A、電話切るの忘れてるだろ……
「これ、目を通しておけ」
A「、、まって！お父さん私お見合いはしないって前に言ったよね」
はぁ？お見合い？
電話切ろうと思ったのにきれねぇだろこれは…
A「なんで、私はしっかり伝えたはずです、今は学ぶべき時だからお見合いも結婚もしない、と」
「会社のためにするべきことに、お前は反対するのか？」
A「相手の会社、、この方と結婚することに利点があると私には思えませんけど……」
急にしっかり話し出すじゃん、、、
Aの世界じゃそれは常識なんだろうけど……
「お前に何がわかる？」
A「わかります、会社の地位や最近の動きくらい、、玉森くんとの方が、会社的にもメリットあるんじゃないんですか」
、、何言ってんだよ、、あいつの名前出して、、
「黙ってなさい、お前は黙って参加していればいいんだ、それだけでいい」
A「、、、、、わかりました、参加はしますよ、でも断りますから。同等レベルの会社なら、別に問題ありませんよね？」
「…………海斗が下で待っている早く食事の支度をしなさい」
A「………はい」
俺は静かに電話を切った
思ったより、、家の中では関係がよろしくないみたいだ………
お見合いの話だって、、あいつは言ってこないし
どんだけ抱えて1人で戦おうとしてんだよ、、、
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作者名：ころん | 作成日時：2021年3月31日 7時
