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この日も、先輩と帰ることになった
A「今日、集中できてませんでしたね」
北山「周りがうるさくて、気がちってた」
A「だと思いました笑」
北山「Aちゃんのおかげで切り替わったよ
うるさいとか気にする前にゴール決めねえとなーって」
A「本当ですよ、私は先輩の活躍を見に来たんですからー」
北山「高校の時からあの叫びには助けられてるよ
ありがとな」
北山先輩が、、、
私に
ありがとうって、、
A「先輩も、、私のこと嫌わないでくれてありがとうございます」
北山「んだよ急に」
A「考えたら私、やってること気持ち悪いじゃないですか、ストーカーみたいだし。なのに先輩は私に優しくしてくれるから、口は悪い時あるけど笑」
北山「それは、、、Aちゃんが他の奴らとは違うから」
他の奴ら?
北山「俺の全部を見てくれてる、あの入学式の日からずっと、だからだよ
嫌うはずがないでしょ」
嬉しかった、あの日のことを覚えてくれていたことも
嫌うはずがないって言葉をきけたことも
めっちゃ嬉しかった
A「あの日のことは、私は忘れられませんよ
先輩との大切な出会いだから」
北山「変わんないな、Aちゃん」
私は変わらないよ
ずっと北山先輩が好きなんだから
電車に乗り、地元の駅についた
A「じゃあ私はこれで」
北山「家まで送ってくけど」
A「いえ、大丈夫です!大会お疲れ様でした
さようなら」
北山「え、あ、じゃーな、気をつけて帰れよ」
あぁ、北山先輩と
恋人の関係になれたら
私はどれだけ幸せなんだろうか
でもきっとそれは叶わない
私がこの家族の一員であって
後継である限り
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ぴの(プロフ) - 更新、楽しみにしています。ずっと、思いを重ねないけど繋がってる距離が大好きです。はやく、思いが重ならないかな…感 (2020年6月15日 13時) (レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - 好きって自覚した北山先輩の心の中が可愛すぎます(〃∀〃) 早く素直になって付き合って欲しいです! 次の更新も楽しみにしてます♪ (2020年5月28日 19時) (レス) id: b9f3f655ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ころん | 作成日時:2020年5月27日 8時