Only you (ページ3)

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～回想～

入学式

かのん「クラス違ったね」

A「でも、隣のクラスだよ！」

かのん「友達できるかなぁ」

A「かのんは大丈夫だよ～、友達なんてすぐできるって」

＜あっ、危ない！！！＞

校庭から大きな声が聞こえて
振り返ったときにはもう遅かった

ドンッ//////

A「いったぁ、、」

かのん「A大丈夫！？」

グランドから飛んできたサッカーボールが
顔に直撃

「わ、ほんとごめんね？結構ガッツリ当たったよね、大丈夫？」

A「あ、はい………大丈夫です…
ちょっと当たっただけなんで」

あー、新品の制服なのに、汚れちゃったなぁ

「まじ、ごめん、1年だよね？制服、新しいのに汚しちゃったよね…」

え、そんなとこ気にしてくれるんだ

優しいこの人。そう思って顔を上げた

「名前は？」

やばい、イケメンだ……

カッコいい

「え、あ、Aです、、けど」

「おっけ、Aちゃんね、今度なんかお詫びする」

＜北山！早くー＞

北山「あ、はーーーい、んじゃ！まじごめんね！？
2人とも入学式頑張れ～」

北山、、先輩、か

かのん「A大丈夫？」

A「かっこいい…」

かのん「えっ？」

A「やばいかのん、北山先輩、かっこいい」

かのん「まさか一目惚れ！？」

A「かも、？」

入学式と午後の日程を終えた私たち1年は
部活をやるかやらないか、決めるために
それぞれやりたい部活を見て回っている

かのん「なんかやりたいのある？」

A「んー、わたしはやらないかなー
かのんは？みたいなあるでしょ？」

かのん「うん、サッカー部行きたいんだよね～」

A「え、いいじゃんいいじゃん行こうよ！」

かのん「それは、朝の先輩がいるから？」

A「バレた？」

かのん「よし、とりあえず行ってみよ！」

そして私たちはサッカー部が練習をしているグラウンドに来た