RAIN

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玉森 side

倒れたっていうから見にきたけど意外と元気？っぽい？


ていうか
この部屋匂い変わった？


いや、この匂い知ってる気がする……



ま、いいや


t「Aの体調確認はひとまずできたしー」


A「本当にそのためだけに来たの？」


t「え、うん」


A「本当に大丈夫だって笑」


t「あ、そうだそうだ忘れてた」


A「ん？」


t「さっき電話で言ったろー、日曜のこと、仕事休みとってあるでしょ？」


A「そうなんだけど…」


t「まさか用事あるとか言わないよね？」


A「………ごめん、ある」


t「まじかー、それ断れないのー？毎年の恒例行事だよ！？」


誰だよ！！！用事入れたやつ
許さんおれらの集まりを無しにしやがって


A「…………うん、私もそっち行きたいっていうか、その、なかなか会えないというか」


t「………んー、じゃあその用事遅くならないようだったらうち来てゆきとまってるからー」

なかなか会えない人、、、
それでもAならおれらを優先してくれるはず…


ん、もしかして、ミツ、とか？
な訳ないか、しばらく連絡とってなさそうだったし




A「わかった、ごめんね」


t「ゆき超楽しみにしてたから、やっぱ遅くてもいいから来て笑」

まぁいいや、3人揃えばそれでいい


A「うん、ごめん」


t「はいはーい」


A「それより仕事の時間大丈夫なの？今合間できてるでしょ？」


t「せいかーい、俺のスケジュール把握済みですか？
もうマネ並みだね」


A「そんなこと言ってないではやく行け！」


無理やり背中を押され廊下に出された俺

まただ、この香り、、、、







あっ！！！！！





なるほどね、、、




t「まぁ？おれはオフの人とちがって、今ちょーーー
大忙しですから？」


Aの方を振り返りそう言ってやった


A「え？私も忙しいし！？」





俺はもうわかっちゃったから


まさかね、だから電話の時も慌ててたのか









t「ね、北山さん？」


Aの部屋のドアを開いた



開けた時にAが「あっっっ」って言った気がしたけど
気にしない




t「なにしてんのー？ミツゥ〜」

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