【文スト】いやー、人が信じれなくなりました【刀剣乱舞】

椿が6輪 ページ8

探偵社コキ使いすぎじゃね？
最近仕事多い気がするんだけどな…


『乱歩さんほい、資料とラムネ』


江「ありがとねーあと、姫乃には気を付けて」


乱歩さんがいつもは閉じている筈の綺麗な緑色の目を開けて冷やかな声で言う


『え？う、うん』


何でだろうか？
確かに姫乃ちゃんは不審な点はなか…

あったわ！ありありだったわ！！


姫「Aさーん！一寸良いですか？」


『え？えーと…』


姫「良いから来てください！」ｸﾞｲｯ


『え、ちょっ、まっ！』


江「A！！｣


姫「乱歩さんには関係無いですから大丈夫ですよっ！」


『ど、どうしたの！？』


こいつ、力強いぞ！？ゴリラかよ！？
イタタ…


姫「Aさん、鬱陶しいんですよ…探偵社に貴方は必要ありません＿＿＿



＿＿＿なので、裏切り者になってください」



勿論、拒否権はありませんからね？とこいつは話す


まじかよ


おいおい、まじでカッターもってっぞ！？


所謂夢小説にあるカッターキャー！ってやつか！？

てかカッターって地味に痛いんだぞ！？


姫「っ！？きゃぁぁぁぁあ！！」

なるほど…乱歩さんの言ったことはこう言うことか…


ははっ、参りましたよ…


太「どうしたのって腕！？」


江「あちゃー…」


姫「ﾋｸｯ…Aさんが目障りだって…云って…ﾋｸｯ」


確かに思ってるけど！？思ってたけど！？


敦「月下獣＿＿貴方がそんな人だと思いませんでした…」


太「今すぐ消えてよ」


皆(乱歩さん以外)が光の無い目で口々云う


敦「もう僕たちに貴方は必要ありません消えて下さい」


『！？……そっかー、そうだよね…


出来損ないの私はイラナイよね…』


ここに居たら敦君に殺されるな
逃げなきゃ＿＿


そうだ今日は三日月だ＿＿


『椿説弓張月＿＿さァ…逃げなきゃねェ…』


髪が赤くナリ、椿がマウ


江「ごめんね…」


『ふフっ、乱歩さんのせいではナイですよそレデは』


窓から飛び降りる


太「ここは三階だぞっ！？」


たかが三階、だろ？


私は家まで脱兎の如く走った

皆は家がどこにあるか知らない“まだ”ね

早く荷造りするか


ﾄﾞﾝｯ

『！？す、すみません！って中也と芥川…私急いでるから…』


ﾎﾟｽｯ
中「知ってんだぜ…手前が裏切ったことをな？」


『＿＿なに椿の花弁に重力かけてんの？


＿＿＿じゃアね 』


芥「羅生門＿＿！」


まぁ、避けるわな
走ってたら家なう


よし、荷造りオッケー！


もういいやなっちゃえ！

審神者に！

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