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『私に？』
「うん。
Aにはいつもお世話になってるから、たまにはお礼しないと。
可愛いし、ネガティブな花言葉も無いからって。花屋さんのおすすめ」
自分が勧めてラッピングした花なのに、嬉しすぎて泣きそう。
増田さんにお花プレゼントされるなんて。
「Aが好きな黄色にした。
インテリアとか小物とか、黄色が多いもんね」
だから黄色を選んだのか。
でもなんで黄色が多いかって、他でもない増田さんの色だからなんだけど。
「じゃあ、帰るね。おやすみ」
『え？』
当然このままうちに泊まってくもんだと思ってた。
「明日朝早いから」
『そうなんだ』
わざわざガーベラ届けるためだけに来てくれたの？
「なに寂しそうな顔してんの？」
『そんな顔してた？』
「なんだ、泊まらないのか〜って顔に書いてある」
確かにそう思ったけど…
『お仕事、頑張ってね。おやすみ』
まだ一緒にいたいなんて言えなくて、無理やり笑顔を作って手を振る。
「うん、おやすみ」
増田さんの姿が見えなくなるまで見送って、部屋に戻った。
久々にクローゼットの奥の衣装ケースを引っ張り出した。
花瓶に挿したガーベラの横にまっすーの写真を並べて、1人で嬉しくなる。
それからご飯を食べるのも忘れて、ライブのDVDを夢中で観てた。
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まり(プロフ) - なつさん» コメントありがとうございます！尊敬なんて、おそれ多いです^^;これからも毎日更新頑張ります☆ (2020年7月26日 2時) (
レス) id: fa3c703b69 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 初めまして。いつもよませていただいてます。わたしも書き手ですが、まり様は内容が面白いだけでなく毎日更新もされていて尊敬するばかりです！これからも応援しています！ (2020年7月25日 2時) (レス) id: 0189702ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まり
| 作成日時：2020年7月2日 2時
