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何があった？
スマホが壊れたとかそんなんだったらいいけど、まさか倒れたりとかさしてねーよな。
その日はどうやって1日過ごしたか、あまり覚えていない。
もしかして、屋上にはいたりして…
バイトには行ってるかも…
そんな微かな期待は見事に外れ、連絡も取れないまま翌日を迎えた。
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Aごめんね。今日は学校行くから。
お昼、屋上でお話出来るかな
そのLINEを見て慌てて準備を始めたのが正直なとこ。
「遅刻か手越。もう2時間目だぞ」
数学の教師が俺を追い越してB組の教室に入って行く。
移動教室らしく、A組の教室にAちゃんはいなくて、忘れ物でもして遅れたのかサッカー部の角田が出てきて足早に階段を降りてった。
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昼休み。
さっきAちゃんから、用事を済ませてから行くので先に屋上に待ってて欲しいとLINEが来てた。
じゃあ、いちご牛乳でも買ってこうかな。
ここ2日間の事なんてもうどうでもいいってくらいに完全に浮かれてた。
「ちょっと、祐也」
廊下を歩いていると後ろから名前を呼ばれた。
声だけでエマだってすぐに分かる。
なんだよ。
これからAちゃんと屋上デートだっつーのに…
「ねぇ、大丈夫なの？」
「は？何が？」
言われている意味を全く理解出来ないでいると、エマが窓の外を指差す。
「アイツ、サッカー部でしょ？A組の。
こないだ女子のローファー持ってたけど、もしかしてあのコの…」
エマがまだ何か言ってたけど、最後まで聞かずに駆け出した。
角田は確かに同じサッカーだけど、ポジションも違うし向こうはたまにベンチ入りする程度。
練習が終わるとすぐにいなくなるし、正直サッカー部の3年の中では1番関わりが無かった。
で、なんでその角田がAちゃんと。
しかもなんで校舎裏なんて歩いてんだよ。
全く分からないながらも嫌な予感がしていた。
いた。
てか、なんで部室なんだよ。
校舎裏まで来ると、サッカー部の部室の前にAちゃんの姿が見える。
中を覗く素振りを見せて、それから腕を引かれて部室の中に入って行った。
近付くと、話し声が微かに聞こえてくる。
─やだ。離して…
おい、何してんだよ。
─手越のとこ行こうとしてるんでしょ…
─行くよ。私が好きなのは手越くんだもん…
「A」
ドアを蹴り飛ばして部室の中に飛び込んだ。
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なのはなさいた(プロフ) - 初めて読ませて頂きました！すごく面白いです！楽しませていただいてありがとうございます！！ (2020年6月5日 0時) (
レス) id: 9a9c48371e (このIDを非表示/違反報告)
ラーク(プロフ) - 大変失礼致しました。 (2020年5月9日 20時) (レス) id: bda1f630a7 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - ラークさん» 申し訳ありませんが、そちらの作品は私の作品ではございません。 (2020年5月9日 18時) (レス) id: fa3c703b69 (このIDを非表示/違反報告)
ラーク(プロフ) - こちらからすみません。Secret Love、シゲアキ先生と恋をします、のパスワードを教えていただけますか？よろしくお願いします。 (2020年5月9日 17時) (レス) id: bda1f630a7 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - 彩耶さん» 最後までお付き合い頂きありがとうございました！また機会があればよろしくお願いします。 (2020年3月10日 2時) (レス) id: fa3c703b69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まり
| 作成日時：2020年2月10日 13時
